目にする度に酔いしれる。TIFFANY&Co.(ティファニー)のAtlas Watch

こんにちは、時計バイヤーのOkiです。
僕の周りには腕時計好きが多いのですが、たまに「なぜ今、腕時計？」と聞かれることがあります。
たしかに、携帯で時間を見ることはできるけど、あえて腕時計を着けるのにはワケがある。
今回は腕時計の魅力についてお話ししたいと思います。

伝統を身に着ける喜び

自分の体で一番目に入るところ、それは手元ですよね。
書き物をしている時も、コーヒーを飲む時にも目に入る。
クラフトマンシップに裏打ちされた腕時計は、見るたびに自分を戒めてくれるような、導いてくれている、そんな気がしています。

例えば、ジュエリーで有名なTIFFANY&Co.(ティファニー)にはAtlas Watch(アトラスウォッチ)という腕時計のシリーズがあります。
ジュエリーだけでなく、150年以上にわたり時計製造を行っているティファニー。
この時計、実は店舗に掲げられた像に関連しているのはご存知ですか？

King of Diamondの誕生

1837年9月14日、アメリカ・ニューヨークのブロードウェイ259番地で創業を開始したチャールズ・ルイス・ティファニー。
彼はダイヤモンドに対する揺るぎない情熱の持ち主でした。
ティファニーが設定したシルバーやプラチナの純度基準が、今日の米国での公式基準となっていることからも、ティファニーの厳格な品質基準がうかがえます。

そんなティファニーのニューヨーク5番街の店舗、銀座店で目を引くのが、建物正面に掲げられた時計を担ぐ全長9フィートに及ぶブロンズ像。
このブロンズ像こそがギリシャ神話に出てくる巨神アトラスです。
1853年にニューヨーク本店に設置されて以来、アトラスクロックはティファニーの象徴的存在。
そんなアトラスクロックからインスピレーションを受けて生まれた「アトラス」は、ティファニーウォッチの中でも最も有名なシリーズの一つとなっています。

ティファニーの象徴であるアトラスのローマインデックスは、他に類を見ない卓越したデザインとしてフォーマルシーンで広く着けられています。
レッドカーペットでもお馴染みのティファニーですが、ジュエリーでも人気のシリーズを時計のデザインに用いる事で、トータルコーディネートを楽しめるのも魅力の一つですね。

可愛いだけじゃない、『Atlas Lady(アトラスレディ)』

エレガントなベゼルに及ぶ大胆なローマインデックスが目を引く『Atlas Lady』。
セラミックを取り入れることにより、スマートな着け心地を実現しました。
ポリッシュ加工されたインデックスがマット調ベゼルと対比して輝きを強めており、ティファニーのブランド力でエレガンスに仕立てた逸品。
カラーバリエーションも豊富で、日付表示のオープンハートが心をくすぐります。
女性が時計に求める「可愛い」「軽い」「見やすい」の揃った、ティファニーが女性のために作りあげた腕時計です。

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インテリジェンスを感じさせる『Atlas Gent(アトラスジェント)』

重厚感のある男性らしいデザインが特徴の『Atlas Gent』。
文字盤中央部分はギョーシェ加工を施し、細部のデザインにもこだわるティファニーらしさが見受けられます。
「パリの爪」を意味する「クル・ド・パリ」加工を施した中央部分で上品で引き締まった印象に。
ベゼルの潔いカッティングはポリッシュとマットのコントラストを強調し、デザインに迫力を加えています。
ブレスレットに起用されたブラックラバーがスポーティで洗練された手元を演出します。

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ティファニーが生み出した傑作『Atlas Dome(アトラスドーム)』

最高級のウォッチづくりに真摯に取り組み続けるティファニーが生み出した傑作と言われる『Atlas Dome』。
ティファニーの象徴“アトラス・クロック”からインスパイアを受けたローマインデックスの名作であり、一番の人気シリーズです。
7㎜のスリムなケースで袖口を邪魔しないのも人気の理由。
美しいポリッシュ加工のローマインデックスは、色々な角度からの表情が楽しめる立体構造になっています。
サイズバリエーションが豊富なだけでなく、自動巻きや革ベルトなど種類も様々の為、好みに合わせたペアウォッチを実現できます。