JIMMY CHOO（ジミーチュウ）の歴史やデザイナーについて解説！

スタースタッズをあしらったアイテムが人気のJIMMY CHOO（ジミーチュウ）。ジェンダーの垣根を越えた美しいデザインは男女問わず多くのファッション通を魅了しています。今回はジミーチュウの創業から現在を振り返り、ブランドの骨格を作り上げたデザイナーの半生や、2022春夏新作バッグ、シューズの魅力を解説します！

■JIMMY CHOO（ジミーチュウ）の歴史

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JIMMY CHOO（ジミーチュウ）は1996年にジミー・チュウとタマラ・メロンによって設立されたラグジュアリーブランド。ファッション誌VOGUE UKで働くタマラが、雑誌に載せる靴の製作を天才靴職人と呼ばれたジミーに依頼したことをきっかけにビジネスパートナーとしての関係性が始まりました。ジミーの作る靴は元々、エレガントなフォルムと“魔法の靴”と呼ばれるほど快適な履き心地が評判でしたが、VOGUEへの掲載を機に、より多くの人の目に留まるようになりました。

その後ジミーは、ダイアナ妃からの注文を受けるなど有名靴職人として名をはせますが、大量生産を嫌ったジミーはビジネス面では決して好調とはいえない状況が続くことに。これは1996年のブランド立ち上げまで続きました。また、ブランド設立後もあくまでオートクチュールにこだわるジミーの姿勢は変わらず、メインとなるプレタポルテ（既製服のライン）にはほとんど関わらないまま2001年にブランドを離れています。

創設者の離脱は大きな出来事でしたが、ブランド・ジミーチュウはその後も名だたるハリウッド女優に愛されながら躍進を続け、現在の世界的な人気を獲得しました。強さとグラマラスを兼ね備えたアイテムはコーデのスパイスにぴったりで、女性はもちろん男性のファンも多いのが特徴です。

■ジミーチュウのクリエイティブ・ディレクター「サンドラ・チョイ」

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ジミーチュウでブランド創設当初からクリエイティブ・ディレクターを務めているのは、ジミーの義理の姪にあたるサンドラ・チョイという人物です。

サンドラは1972年にイギリスのワイト島で生まれ、生後すぐに香港の祖父母の元で育ちました。10代でワイト島に戻ると、数々の有名デザイナーを輩出しているロンドンの名門セントラル・セント・マーチンズへ入学。同窓生にはあのステラ・マッカートニーもいたようです。

幼いころからファッションに関心を抱いていたサンドラは、学校でデザインを学びながら、当時多忙だったジミーの工房で靴作りの手伝いを始めます。その後、ジミーの手伝いを通して本格的に靴作りに興味を持ち、セントラル・セント・マーチンズを中退してジミーと共に工房で働き始めました。

しばらくして、ジミーとタマラによってジミーチュウの企業設立の話が持ち上がります。しかし、オートクチュールにこだわっていたジミーはプレタポルテに対して消極的な姿勢を貫いていました。そこで白羽の矢が立ったのがジミーの元で靴作りを学んできたサンドラ。こうして初代クリエイティブ・ディレクターとして事業に参画することになったサンドラは現在も同ポジションでプレタポルテを引っ張り続けています。

■ジミーチュウといえば定番のスタースタッズ！

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ジミーチュウのアイテムといえば、アイコニックなスタースタッズを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。スタースタッズは2008年に登場したデザインで、シューズやバッグ、財布など様々なアイテムに用いられています。シックなレザーに映えるシルバーやゴールドのスタッズは、コーデに華やかさや高級感を添えてくれるので「大人っぽさは失いたくないけれど、カッチリしすぎるのもイヤ！」という大人の女性に多く選ばれていますよ。

近年では、アイテム本体のレザーと同系色のスタッズを使い、さりげなくブランドらしさを演出したアイテムや、カラフルなスタッズで可憐さをプラスしたアイテムも多くリリースされています。

新デザインの登場でより日常使いしやすくなったジミーチュウのバッグ。あなたも自分へのご褒美に選んでみてはいかがでしょうか？