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30代で持ちたいCELINE(セリーヌ)、バッグ・財布の定番シリーズ

CELINE(セリーヌ)は、パリを拠点に世界各国に店舗を展開するラグジュアリーブランド。日本では30代、40代の女性を中心に絶大な人気を誇ります。セリーヌの成功の影には、2人のカリスマデザイナーの存在がありました。今回はセリーヌの歴史を振り返るとともに、女性が憧れる上質なプロダクトの数々をご紹介します。

■CELINE(セリーヌ)とは?

世界のセレブリティや日本の芸能人などにも愛用者が多く、幅広い世代から支持されているセリーヌ。ルイ・ヴィトンやエルメス、シャネルなどの名だたるブランドにも引けを取らない人気を誇ります。

かつてはマダム向けブランドとして認知されがちだったセリーヌですが、2008年にフィービー・ファイロがクリエイティブ・デザイナーに就任して以来、そのイメージがガラッと変化。今では10代~20代の若い女性にも、「いつかは持ちたいブランド」として認知されています。

■CELINE(セリーヌ)の歴史

セリーヌの創業は1945年。当初は、主に子供向けの高級革靴を製造していました。高いデザイン性と品質を兼ね備えたセリーヌの子供靴は評判を呼び、1959年には婦人靴の分野にも進出します。

1960年代以降はバッグや婦人服、アクセサリーなども取り扱うようになり、1967年にはプレタポルテ(高級既製服)のコレクションをスタート。セリーヌのアイテムは、当時流行していた「B.C.B.G(ベーセーベージェー)」と呼ばれるフランス上流階級のカジュアルファッションの代名詞となりました。

しかし、B.C.B.Gの流行が落ち着くにつれ、徐々にマダム向けブランドのイメージが定着することに。そんなセリーヌは1980年代後半~1990年代に転換期を迎えます。世界最大のブランドコングロマリットを形成するLVMH(ルイ・ヴィトン・モエ・ヘネシー)に買収され、その傘下に入ることになったのです。

大企業型の経営や組織改革によって徐々に勢いを取り戻す中、1997年にマイケル・コースがチーフデザイナーに就任します。のちにクリエイティブ・ディレクターとなったマイケルが、機能性と実用主義のスポーティーなスタイルを打ち出したことで、セリーヌはアメリカのキャリア層にも支持されるようになりました。

■フィービー・ファイロ、エディ・スリマンの2人の功労者によってさらに進化

2008年には元クロエのデザイナー、フィービー・ファイロがクリエイティブ・ディレクターに就任。フィービーはクロエのセカンドライン「シー・バイ・クロエ」を立ち上げた経歴を持つ、当時35歳の新進気鋭のデザイナーでした。

そんな彼女が発表したのは、逆台形のフォルムやフロントにあしらった大きなチャックが特徴のアイコンバッグ「ラゲージ」です。インパクトのあるデザインで、発売と同時にモデルやセレブの間で話題を呼び、2011年には一大ブームを巻き起こしました。

2018年にはフィービーに代わって、エディ・スリマンがクリエイティブ・ディレクターに就任。エディはイヴサンローランを経てディオールに入社し、新たに「ディオールオム」と名付けたメンズラインを大ヒットさせたカリスマデザイナーです。

ディオールオムで7年間活躍したエディは、これまでつくり上げてきた彼独自のスタイルをセリーヌにも取り入れます。タイトなシルエットやナロータイ、ブラックレザーのライダースなどは、多くの業界人から“エディ節”と称されました。

エディは初のコレクションとして、「16(セーズ)」「C(セー)」などのバッグをリリース。彼の持ち味にクラシカルなディテールを組み合わせたこれらのバッグは、セリーヌの新たなアイコンとなりました。

■CELINE(セリーヌ)のおすすめアイテム

品のある佇まいで、身につけるだけでオトナの女性らしさをアピールできるセリーヌのアイテム。ここでは、おすすめのバッグと財布をご紹介します。

エディ・スリマンが初めて手がけた2019年春夏コレクションの「16(セーズ)」バッグ。過去の名作に着想を得て、クロップド・フラップや丸みを帯びたシルエット、特徴的なベルト使いといった60年代のディテールを採用しています。

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こちらの「C(セー)」も2019年春夏コレクションで初めて発表された比較的新しいシリーズ。70年代の名作バッグに影響を受けたデザインに、キルティング風のパターンなど、80年代セリーヌバッグの特徴をミックスさせています。

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セリーヌの定番ライン「クラシック」のミディアムサイズ。上品な風合いのカーフスキンと飽きの来ないデザインでオールマイティーに使用できます。

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シンプルなフォルムに留め具のメタリックな輝きが映える「トリオンフ」。アンジェリーナ・ジョリーなどのセレブも愛用するエレガントなシリーズです。

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触り心地のよいカーフスキンにキルティングを施したレディライクな財布。蛇腹マチで広がるラウンドファスナー型で、中身の出し入れもスムーズ。さり気なく添えたロゴチャームに、セリーヌらしさが光ります。

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■いつかは手に入れたい憧れブランド

デザイン性と質の高さ、上品さを兼ね備えたセリーヌのアイテムは、“一生モノ”として長く使い続けることができます。自分へのご褒美に、セリーヌのアイテムを検討してみてはいかがでしょうか?


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30代で持ちたいCELINE(セリーヌ)、バッグ・財布の定番シリーズTakashi -タカシ-

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