世界に存在するさまざまなファッションブランドの中でも、安定して高い人気を集めているのが、フランス生まれのSAINT LAURENT PARIS（サンローランパリ）です。元々のブランド名はイヴ・サンローランでしたが、2012年の改名以降もその勢いは衰えを知りません。そんなブランドが手掛ける財布には、どのような魅力があるのでしょうか。
サンローランパリを語るうえで、創始者であるイヴ・サンローランは欠かせない存在です。フランス領アルジェリアの比較的裕福な家庭に生まれた彼は、17歳でパリに移住し、パリのデザイン学校に入学しました。デザインの才能には非凡なものがあり、デザインコンクールで最優秀賞をとるほどでした。
その後、恋人でありビジネスにおいても終生のパートナーだったピエール・ベルジェと共に、ブランド「イヴ・サンローラン」を設立します。シースルーやサファリルックなど、当時としては革新的なファッションを次々と生み出し、いつしか「モード界の帝王」と呼ばれるほどの地位を築き上げました。
イヴ・サンローランは2002年にブランドを引退。ステファノ・ピラーティを経て奇才エディ・スリマンがクリエイティブディレクターの跡を継ぐと、ブランド名を「サンローランパリ」へと変更します。この改名はブランドの原点に立ち返ることが目的であり、ロゴなどに変更はありませんでした。なお、現在でもイヴ・サンローランの名前は、香水やコスメなどに冠されています。
サンローランパリの特徴は、何といっても印象的なロゴマークでしょう。創始者イヴ・サンローランの頭文字であるYSLの文字をアレンジしたロゴは、サンローランのあらゆるアイテムに使われています。また、他ブランドと比べてみても、ロゴの主張が大きいのが特徴です。それでいて、洗練されたロゴデザインは決してアイテムの邪魔にならず、サンローランならではの魅力となっています。
サンローランパリのアイテムの中でも財布は特にロゴとの親和性が高く、持つだけで高級感を醸し出してくれます。サンローランパリの財布は、シンプルなデザインと上品な色合いが特徴であり、ゴージャスな雰囲気を演出できるメタルロゴとの相性は抜群といえるでしょう。
細かいエンボス加工が施された、上質なカーフスキンが特徴の財布です。高級感漂う外見でありながら、高い機能性を備えているのが、この財布の魅力。お札入れやポケットはもちろん、6つのカード入れが備わっており、高い収納力を誇っています。
キャビアスキンを感じさせる、非常に上品なカーフスキンが使用された長財布です。12個のカード入れを備えるなど高い収納性が特徴ですが、一番の魅力は落ち着いたレッドに、ゴールドのメタルロゴが際立つデザインでしょう。パーティーなどの華やかなシーンで活躍すること間違いなしです。
服や香水など、数多くのアイテムを展開しているサンローランパリですが、財布は一番初めに持つアイテムとしてもおすすめです。デザイン性が非常に高い財布は、コーデのアクセントに最適で、大人の女性の魅力を引き立ててくれます。
サンローランの財布には「二つ折りタイプ」と「長財布タイプ」の2種類がありますが、どちらもマチが小さくコンパクトに設計されているのが特徴です。そのため、サンローランの財布を使用するときは、サブの財布を用意する、お札入れと小銭入れを分ける、などといった工夫をするといいでしょう。
上質なカーフスキンにエレガントなシルバーのロゴが映える財布です。非常にシンプルなデザインであり、シーンやコーデを気にすることなく使用できる点がポイント。素材が上質なため耐久性も高く、使えば使うだけ味が出てくるため、長きにわたって愛用できること間違いなしです。
フロントに入ったYSLのロゴと、斜めラインのキルティングステッチが上品な雰囲気の長財布です。12個のカード入れやポケットがあり、機能性も申し分ありません。また、ピンクとホワイトのカラーは女性らしさを強調するのにぴったりで、おしゃれで可愛い女性を目指すのであれば、ぜひコーデに取り入れたいアイテムといえるでしょう。
モードの帝王によって設立されたサンローランパリは、現在もファッションブランドの中で強い個性と存在感を放っています。主張の激しすぎない上品さを持ちながら、どんなコーデにも合わせられるサンローランパリの財布は、憧れの女性像に近づくための心強い味方となるでしょう。上品なおしゃれを実現するのであれば、サンローランの財布を選んでおいて間違いはありません。
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