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ニューヨーク・ニューヨークVOL.24『バー流行りのニューヨーク』

ニューヨーク、急に冷えてきました。マディソンです。
2週間前まではスーツで汗ばむくらいだったのに、ここ数日急に冷えてきて、ただ今華氏で34度。これは摂氏でいうと何と1度なんです。それなのに扉の写真が寒そうなスムージーで季節外れのようでもありますが、マンハッタンはスムージー、一年中あります。というよりジュースバーが流行っているんです。

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今回の出張で滞在したホテルはミッドタウンの西側にありました。窓からの景色はこんな感じ。

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気温が急に下がったので、みんなまだそれほど厚着になっていません。不意を突かれた感じです。

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ハロウィンはとっくにすぎてしまったんですが、どうやらこの酒屋さんはまだ飾り付け、そのままのようです。アメリカは10月31日のハロウィンの後、11月末の感謝祭、そして12月のクリスマスと、ホリデーシーズンに向かいます。
気温は下がっていきますが、みんなの気持ちは逆にだんだんと盛り上がっていくんですね。

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これは…ハロウィンとは関係なく、単なるレストラン前の飾りのようです。紛らわしいですね。

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ありました!ジュースバーのあるデリ。ジュースバーは、マンハッタンで今本当に流行っています。人々の健康志向が高まってきていて、3年ほど前はジュースバーといえばスタバのように一杯の為にわざわざ出向く場所だったんですが、今では近所のデリの中にも、もれなくジュースバーのコーナーが設けられてきています。
私も出張先での朝食は大抵ジュースバーでのスムージーです。

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ストロベリー、ブルーベリーにアーモンドミルク、スーパーフードのフラクソシードを入れてもらいました。ビタミンがたっぷり含まれていて、すっきり目が覚める感じがするので、自宅では専用機械で毎朝作っています。その機械の名前が、Ninja、忍者っていうんですよ。
フラクソシードというのは地中海産の自生植物亜麻科の植物の種のことで、動脈性疾患に効果のあるオメガ3系必須脂肪酸リノリン酸が含まれているばかりか、食物繊維が豊富なので、整腸剤の役割も果たしてくれるそうです。
これで、さあ今日も一日戦闘開始という気分になりますね。

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自然派コスメのキールズは日本でも流行っていますね。
1851年に、ニューヨークのイーストレッジで薬局としてスタートしたキールズ。天然成分の入ったスキンケアやボディケアのこのブランドは本場ニューヨークでも大人気です。

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少々気が早い感じで、まだ感謝祭前ですが飾りつけはクリスマス。アメリカではクリスマスのギフトシーズンが一番の販売シーズンでもあるので、その準備でしょうか。

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このキールズ店ではバーバーも中に併設されているようです。実はマンハッタン、ただ今バーバー流行ってます。昔々は男性はバーバー、女性はヘアサロンと別れていたんですが、その後ヘアサロンのユニセックスサロン化が進んで、70年代ごろから男性客もヘアサロンに来るようになりました。ところが、ここ近年男性はユニセックスサロンではなく、バーバー帰りをしているようです。
ニューヨークのバーバーでは、フリーマンズやブラインド・バーバーがもう東京に来ていますが、キールズも日本でバーバー展開するかもしれませんね。

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メンズのバーバーと同じくらい女性に人気なのがこのドライ・バー。2008年に、カリフォルニアで出張ブロードライサービスをしていたヘアスタイリスト、アリ・ウェブが兄と一緒に立ち上げたブロードライのみのヘアサロン。“カラーしない、かっとしない、ブロードライだけ”をスローガンに、女性のプリンセス願望を十分に満足させてくれるブランディングで大成功しました。シャンパンを飲みながら、テレビタレントや映画スターのようにブロードライしてもらう、まるでセクス・イン・ザ・シティやゴシップ・ガールズのような世界があるんですね。

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独自の製品もパステルカラーで可愛いし、アクセントカラーの黄色がきいています。

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シャンデリアではなく、黄色いヘアドライアーのライト。ヘアサロンのように鏡の前に座らずに、映画やテレビの前に座ります。鏡は後ろにあって、出来上がりで椅子をクルッと回転させるんです。心憎い演出があちこちにあって、人気なのがうなずけますね。

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ミーティングを数件終えてホテルに戻ると、すっかり暗くなっていました。刺激的なものや出来事ごとがあふれていて、マンハッタンの一日はあっという間に過ぎてしまいます。
ではまた、ニューヨークでお会いしましょうね。

ニューヨーク・ニューヨークVOL.24『バー流行りのニューヨーク』staff

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