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夏のコーデにハマる一軍ジュエリー【スタイリスト室井由美子のFashion Tips】

普段どこにも出かけない日でも必ず身につけるもの、それはジュエリーです。

お化粧をしていなくても、ピアスやリングだけはつける。つけていないと、なんだかふわふわ落ち着かなく、その小さな重みを感じるのが心地いい。ほとんど体の一部のような感覚なのです。

洋服に比べて、ジュエリーは思い出が詰まったものが多いのも事実。簡単には購入できないので(ジュエリーを購入するのって結構緊張するものですよね)、何かしらの記念で手に入れたものが多いのです。

今回は、私が文字通り「肌身離さずつけている」一軍ジュエリーたちをご紹介いたします。

数々の思い出が詰まったジュエリーをレイヤードで楽しみながら


左手:
人差し指/Spinelli Kilcollin
薬指/Boucheron
小指/Adlin Hue
時計/Cartier

右手:
薬指/Cartier
エナメルバングル/共にHermès
バングル/kiuna 

ネックレス/LARICA

まずは手元。エンゲージリングのカルティエ「トリニティ」と、マリッジリングのブシュロン「キャトル クラシック」。

夫からリングを贈られる際はまだ若かったためダイヤモンドには抵抗があったのと、普段もつけられるものがいいと思い、この2本にしました(今でしたらきっと、欲張りな大きさのダイヤを要求したと思いますが…笑)。それぞれブランドのアイコンリングたちで今なお飽きることなく、またどんな装いにもマッチする普遍的なアイテムです。

仕事で頑張った時の「ご褒美ジュエリー」として買い足した、スピネリキルコリンのリング。宇宙に広がる惑星のようなデザインが斬新でとても魅了され、すぐさま購入しました。つけ方も色々できるのもお気に入りです。

左手のピンキーリングとして加わったアドリン ヒューのオニキスリング。デザイナーさん曰く、オニキスは「魔除け」の石だそうで仰せの通り日々お守りがわりにつけています。


そして夏場なので腕周りもたくさんつけるように。エルメスの「クリックH」は最近買い足したもの。「H」の部分を回すとカチッと外れるバングル。同じブランドの、結婚記念日に贈られたホワイトエナメルのものと一緒にレイヤードしたりしています。

他のアイテムと重ね付けの際に重宝するのは、kiunaの地金バングル。一年を通していつもつけているもので、どのアイテムと合わせても相性がいい「究極のシンプルジュエリー」です。

そして最後は時計。カルティエの「ミニパンテール」は私の宝物です。時計って数年に一度はオーバーホールも必要ですし、かなり手間暇もかかるのですが。小さなダイヤ入りのジュエリーウォッチは、身につけるとすっと背筋が伸びるような感覚。いつも私を鼓舞してくれるようなアイテムです。

真夏のラフなワンピーススタイルもジュエリーでクラスアップ


dress/HYKE
scarf/DRIES VAN NOTEN
bag/PALOROSA
shoes/NICOLAS LINAS

年を重ねるごとに益々ジュエリーをつけるのが楽しみに。自由にたっぷりとつけても、年輪のように刻まれたシワやシミの数もあってか、その輝きに負けないようになってきました。

年齢を重ねるのと、ジュエリーをレイヤードするのは比例しているのかもしれません。自分らしい大切な1点を見つけていく楽しさ、そしてふとしたときに見つける組み合わせの妙。これからもずっと探求し続けていきたいと思っています。

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夏のコーデにハマる一軍ジュエリー【スタイリスト室井由美子のFashion Tips】Yumiko Muroi

この記事の執筆者・監修者

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