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クロエ(Chloe)が描く“優しさを纏う”冬の名品バッグ

冬の空気には、ふと「色」ではなく「質感」が心を温める力があります。
重ね着を楽しむ季節だからこそ、バッグがそっと寄り添ってくれる存在になると、毎日の装いがもっと豊かになる。クロエ(Chloe)が描く冬の名品バッグには、そんな“優しさを纏う”という気分が満ちています。
今回はその中でも、「Marcie(マーシー)」「Mate(マテ)」「Sabia(サビア)」という3つのシリーズに注目。それぞれに宿る個性と共に、この冬の装いにふさわしい選び方を紹介します。

Marcie ― 曲線とステッチが描く、柔らかな輪郭

Marcie(マーシー)は、1970〜80年代のサドルバッグに着想を得たフォルムをモダンに昇華したシリーズ。丸みのあるトップラインに控えめなフロントステッチ、そして揺れるレザータッセルがアクセント。「コロンとした愛らしさ」と「上質なレザー」が両立しており、日常服に自然と溶け込む佇まいが魅力です。

キャメルやグレージュなどのニュートラルトーンを選べば、冬の装いに柔らかな温かみをプラス。2WAY仕様で肩掛け・クロスボディにも対応し、休日のカフェタイムにも気負わず連れ出せます。ミニマルな装いほど、Marcieのステッチと曲線が映える——
そんな今の自分をやさしく整えてくれる存在です。

Mate ― 余白が語る、静かな洗練。

Mate(マテ)は、滑らかなカーフスキンにレザーレースのトリミングを施した、クロエ(Chloé)らしい新たな定番。直線的でクリーンなフォルムの中に、さりげない温度感を残したデザインが印象的です。

中でも、柔らかなヌード(アイボリー)は、光を含むような優しいトーンが魅力。
冬のコートスタイルにも自然に溶け込み、全体の印象をふんわりと軽やかに見せてくれます。白よりも温かく、ベージュよりも透明感のあるその色は、手に取るだけで心がやわらぐような穏やかさを纏っています。

たとえば、グレージュのダッフルコートに合わせて。やわらかなトーンが重なり合い、上品で統一感のある冬のスタイルが完成します。アイボリーのMate(マテ)が添えるのは、“清潔感と穏やかな強さ”。主張しすぎず、けれど確かに印象に残る――
そんな静かな存在感が、日常の装いをやさしく支えてくれます。

無駄を削ぎ落としたシルエットと、柔らかなヌードトーン。その組み合わせが生み出す静かな洗練は、まさにクロエ(Chloé)のエッセンスそのもの。華やかではないけれど、どんな日もやさしく整えてくれる。そんな上質さを感じさせるバッグです。

Sabia ― 編み込みレザーが奏でる、あたたかな表情

Sabia(サビア)は、編み込みレザーや美しいワインレッドの色調が印象的な色使いで、冬のスタイルに上品な陰影を添えてくれます。ハンドルの編み込みディテールや開口部のゆるやかなラインが抜け感を生み、冬の重ね着スタイルにも軽やかさを添えてくれます。

しっとりとしたレザーの質感と、丸みのあるフォルムのコントラスト。それはまるで“強さと優しさ”が同居するような佇まい。落ち着いたカラーだからこそ、アイボリーのニット帽やグレーの手袋など、やわらかな冬小物と合わせると一層魅力が引き立ちます。

小物のトーンを明るくまとめることで、深いワインレッドが映え、装い全体にやさしい温度感が生まれます。その深みのあるカラーは、季節の光をやさしく受け止め、

持つ人の内側にあるあたたかさを映すよう。Sabia(サビア)は、冬の手もとに寄り添いながら、心までぬくもりで包み込んでくれるようなバッグです。

“優しさを纏う”とは、装いの中の静かな選択

この冬、AXESが提案するのは“自分をやさしく包み込むような上質”。
Marcieの曲線、Mateの余白、Sabiaの編み込み——
それぞれが異なる表情を持ちながら、共通しているのは“やさしさ”というテーマです。 トレンドに左右されず、自分の気分にしっくりくるものを選ぶ。その静かな選択こそが、大人の女性をいちばん美しく見せてくれます。寒い季節の中で、手にしたバッグが少しだけ心を温めてくれる。クロエ(Chloe)の名品バッグは、そんな穏やかな時間を届けてくれる存在です。

クロエ(Chloe)が描く“優しさを纏う”冬の名品バッグEditor / Saki

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