学生や子育て中のママなど、荷物が多くなりがちな人にとって「バッグの2個持ち」はもはや常識。普段より荷物が増える旅行のときにも使えるテクニックですが「2個持ちのときはコーディネートが難しい」と感じている方も少なくないのでは? 今回は、バッグの組み合わせ方から、バッグの2個持ちをおしゃれに見せるコツを紐解きます。
大きなバッグに大量の荷物をまとめていると、必要なものを取り出すのに苦労することがあります。バッグに手を突っ込んでゴソゴソ漁るのが苦手な方には、バッグの2個持ちを強くおすすめします。
要は、大きな荷物を入れるバッグのほかに、財布やスマホ、鍵、ハンカチなど、よく使うものだけを入れるバッグを用意するということです。必要なものを迷わず取り出すことができ、貴重品を肌身離さず身に着けられます。
特に一度背中から下ろす必要のあるリュックや、チャック付きのボストンバッグなどを持っている場合、よく使うものをまとめたバッグのありがたさを実感するはず。荷物を分散することで、お出かけ先で大きな荷物だけを預けて身軽に動き回ることもできます。肩や腕の負担も軽減できるので、荷物が多いときも持ち運びがずいぶん楽になるでしょう。
以下では、メインバッグ×サブバッグのオシャレな組み合わせ方をご紹介します。
まずは定番ともいえる「ショルダーバッグ×トートバッグ」の組み合わせ。財布やスマホなどのメインの荷物をショルダーバッグに、その他の荷物をトートバッグに入れるとすっきりまとまります。
必要なものを取り出しやすいよう、ショルダーバッグはコンパクトなものをチョイス。単体で使っても映えるよう、キレイめのデザインのものがおすすめです。柄物やカラフルなものなど、ちょっぴり冒険してコーディネートのアクセントにするのも◎。
サブバッグとなるトートバッグは、荷物をサッと出し入れできる開口部が大きなものを選びましょう。メインバッグを華やかにするぶん、無地のレザーやキャンバス地など、ベーシックなデザインだとコーディネートがまとまりやすくなります。
フルラの人気ライン「メトロポリス」のショルダーバッグ。普段使いはもちろん、ちょっとしたお出かけやパーティーシーンにも活躍します。約20種類の豊富なカラーバリエーションから選べます。
キャンバス素材のトートバッグ。シンプルなデザインのためどんなコーディネートにも合わせやすく、一年中活躍します。しっかりした生地で、長く使い続けることができるのも魅力です。
子連れのママのお出かけなど、とにかく手を空けておきたい場合はショルダーバッグ×リュックの組み合わせがおすすめ!両手が自由になるので、子どもを抱っこしたり手をつないだりしやすく、急なトラブルにも対応できます。
スポーティーなリュックは、キレイめのショルダーバッグと組み合わせるとちょっぴり野暮ったい印象になってしまいます。ナイロン地やキャンバス地など、素材を統一し、コーディネートに統一感を出しましょう。バッグのカラーをワントーンでまとめると、さらにすっきり見せることができますよ。
メタルロゴやスタイリッシュなカラーが都会的な印象。スポーティーな軽量素材をベースに使用した、普段使いにぴったりのアイテムです。
単色使いがすっきりとした印象のリュック。外側にフラップ付きの立体的なポケットを配置し、スポーティーな雰囲気に仕上げています。
「昼はお仕事、夜は趣味のお稽古」など複数の予定がある日は、「ハンドバッグ×トートバッグ」の組み合わせで荷物を分けると気持ちの切り替えもスムーズ。バッグ2個持ちで出かける朝は、バッグをひとつずつ両手持ちするより片方の手にまとめて持つのがおしゃれです。
この場合は二つのバッグをキレイめテイストで統一するのが吉。ブラックとグレー、ネイビーと水色のように、配色をグラデーションにするとよりスタイリッシュにまとまります。
取り外し可能なストラップで肩掛けにもできる2WAYタイプのハンドバッグ。程よいサイズ感でお出かけ用にピッタリです。
シャープなカットをほどこしたフロントポケットで洗練された印象に。持ち手の長さがゆったりとしていて、肩掛けも楽々です。
「荷物を減らそうとして中身を整理したら必要なものを置いてきてしまった!」なんてことがよくある方は、最初から用途別にバッグを用意し、2個持ちで出かけてはいかがでしょうか? もっと気軽に、自由にお出かけできるようになりますよ!