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ヨーロッパ写真日和VOL.229『映画ロケ地としても知られる、小さな海辺の町から』

こんにちは、吉田タイスケです。前回に引き続き、フランス・ノルマンディー地方の海辺から。アートの街ル・アーヴルを訪ねたあとは、トゥルーヴィルに寄って『海の幸とサヴィニャックの絵』を紹介しようと思っていたのですが、バカンス時期のフランスを舐めていました。コロナ禍の影響で人も少ないかと思ったのですが、さにあらず、トゥルーヴィルは車を止める場所が全くありません。それどころかレストランは密も密。例え駐車できても、歩けないくらいの人出です。南仏プロヴァンスを廻った時も、地元の人たちが「7月8月は来ない方がいい」と言っていたのはこういうことでした。北仏ノルマンディーも例外ではなかった、、。恐るべしバカンスマインド。

と、いうわけで、「何が何でも海の幸を食べて帰る!」というマインド(←何それ)のもと、流れ流れてヴィエルヴィルという町までやってきました。やっと一台駐車できる場所を見つけたら、隣は兄弟VW!

駐車スペース向かいにあったブロカントを覗いてから、海辺を目指します。

こんな風に坂のある海辺の町を、君といつか歩いたような。

寄り道しながらつい、「海辺にセカンドハウスがあったら、、」と想像してしまう、青い家。

小さな保育園の看板もマリンブルー。可愛いですね。

中心部は15分もあれば廻れてしまう、小さな町です。

「ようこそヴィエルヴィルへ。ここは映画のロケ地にもなったんだワン」

コッカスパニエルくん、どうもどうも。教えてくれてありがとう。

そうだ、あの夏の日にセミの大合唱を聞きながら、タオルを抱えて彼女と海まで歩いたんだっけ←残念ながら妄想。

看板やキャバレーの書体が、レトロな雰囲気を作っています。

川辺もいいんですけど、海のどこまでも広がる感じは開放感がありますね。

カラフルなクレープ屋さん。大人気だなと思っていたら、中心部で開いている店はここだけでした。

家と家に挟まれた、小さな小さな家を発見。パステルグリーンと赤の組み合わせから、この場所に対する家主の愛を感じます。

ノルマンディーといえばシードルを作るリンゴの名産地。「小さなノルマンディーの家」と書かれたリンゴ看板に、こちらも楽しくなりますね。

こちらは路地の突き当たり。昭和風なパラソルと、赤いゼラニウムがいい味を出しています。

最初は町歩きをするつもりはなかったのですが、グーグルマップで表示されているカフェが見つからず、グルグル歩いてしまいました。どうやら町中ではなく、海辺にある「海の家」らしいと気がつくまで、だいぶかかっています(笑)。

このパラソルも、色が選べそうで選べない配色ですね。キャンプでも海でも、フランス人は日本と比較すれば「モノにこだわる、スタイルにこだわる」人は少ないような気がします(あくまでも割合として)。「気にしない」から「自然体」に見えるのか、そのあたりはちょっと掘り下げて考えてみたいテーマです。

そして、ようやく見つけました海の家。

まぐろのリエットに、エビ、つぶ貝、生牡蠣(苦手なのでエビと交換)。トゥルーヴィルから流れて、ようやく海の幸プレートに出会えました。期待以上に新鮮で美味しく、通いたいくらいです。

Les Pieds dans l’eau
https://www.facebook.com/parcdesgraves

さて、海の幸マインドも満たされたので、風見鶏ならぬ風見馬に従って帰ります。

通りがかりの雑貨屋で、往年の大スタージャン・ギャバンとフランスを代表する俳優ポール・ベルモンドのツーショットを見つけました。カードの写真をよく見てみると、、。

この町がある映画のロケ地になっていたんです。さっきのコッカースパニエルが話していたのは、ここで撮影された「冬の猿(1962)」のことでした。この「キャバレー・ノルマン」があるホテルも登場します。これも何かの縁なので、近いうちに観てみなくては。名作映画の舞台となった海辺の町から、町歩きをお届けしました。次回もどうぞお楽しみに。

ヨーロッパ写真日和VOL.229『映画ロケ地としても知られる、小さな海辺の町から』staff

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