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ヨーロッパ写真日和VOL.234『パリのミックスカルチャー施設、レ・グラン・ヴォワザンへ』

こんにちは、吉田タイスケです。元気が出そうなアフリカ柄モチーフのがま口バッグ。今年の9月で閉鎖されることが決まっている共同施設、パリ14区にあるレ・グラン・ヴォワザン(偉大な隣人たちの意)のマルシェを訪ねてきました。

カルティエ財団現代美術館近く、17世紀から病院として使われてきた場所で再開発が決まり、環境に配慮したエコヴィレッジとして生まれ変わることになりました。その再開発の工事が着工するまでの期間限定として非営利団体等にスペースを開放し、さらにアーティストや職人、移民のひとたちをも巻き込んだ「村」が一般に公開されたのが2015年。現在まで「多様性のある自由なコミュニティ」の象徴として、様々なイベント、ワークショップなども行われてきました。

9月初旬、最後のマーケットは多くの人で賑わっています。

「みかん、トマト、靴下」と札が並び、「果物、野菜と一緒に靴下を売っているのか。さすがに自由だな〜」と思ってよく見たら、みかん柄、トマト柄の靴下でした(!)。

植物をモチーフにしたアクセサリー、小物を販売しているスタンド。普段は建物内にアトリエがあります。

もちろん、現在は施設内もマスク着用が義務となっています。

こちらでは車の底をひっくり返して卓球台に。じ、自由!←そういうこと?

青いミニ一輪挿し。

「御用命に応じて、詩を作ります」というスタンドも。

19世紀に洗濯場として使われていた建物が、今はバー・レストランとして利用されています。

手作り感がどこか学園祭を思わせるところがあって、楽しいレ・グラン・ヴォワザン。

テラスの壁。ベニヤ板を切り抜いて窓やドアをつけただけの装飾なのですが、おもちゃの国みたいです。

建物内のアトリエも見学してきました。壁の配色がお洒落です。

日当たりの良いスペースがそれぞれ、アトリエ兼ショップとなっています。

子供用のトランクでしょうか。収納ボックスとして使うアイデアはいいですね。

こちらはペーパークラフトとして、造花を作っているアトリエ。形がリアルなわけではないのですが、生花のような儚さがあります。

階段にも並ぶグラフティ。建物全体が展示室のようですね。

妙に愛らしい動物たち。よく見るとピカチュウもいるような、、。

自分は寮生活などをしたことがありませんが、美大の寮とかはこんな雰囲気なのかもと、勝手に妄想してみたり。

建物の外側も、賑やかな壁画が並びます。

中庭の一角。ストリートアートが並ぶ街角のよう。窓にかかる格子の青と黄色がいいですね。

マスクスナップ。コートとマスクを同系色でコーディネイト。

こちらはカップルでお洒落マスク。

日本発祥、苔玉スタンドもありました。浴室に吊り下げようかと、ついひとつ持ち帰ることに。

子供の頃から「あれをしてはダメ、これをしてはダメ」と躾けられるのが普通だと思いますが、この空間では「あれもしていい、これもしていい」と言われているような気分になってきます。

お互いの自由を尊重するというのがパリの魅力のひとつですが、まさにそれを体現するようなコミュニティ。

再開発後も、どこかで継続してくれることを多くの人が望んでいます。今回は「自由」を歩いてみました。次回の更新もどうぞお楽しみに。

ヨーロッパ写真日和VOL.234『パリのミックスカルチャー施設、レ・グラン・ヴォワザンへ』staff

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