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『パリコレ 2021、クロエ会場前でファッションスナップ』ヨーロッパ写真日和VOL.238

こんにちは、吉田タイスケです。

10月末現在、収まらないコロナ感染拡大のため、フランスの3/4にあたる地域に夜間外出禁止令が出され、21時以降の外出は特例を除いて16000円の罰金、違反を繰り返した場合はその罰金が40万円まで上がるという、モードな国フランスです。

前回に引き続きパリコレクション2021、今回はクロエの会場前スナップをお届けします。雨がぱらつくパレ・ド・トーキョー前から。

曇り空の下、目の覚めるようなオレンジのコート。ユニークな鞄はオリジナル、、ですね。

足元は幅広ブーツカットがモードです。引きずるくらいの丈なんですが、汚れないのだろうか、転ばないのだろうかと心配になります←おじさん。

こちらもワイドパンツに、ジャケットにはボア。流行は繰り返すという言葉通り、60年代70年代は、繰り返し現代にミックスされていますね。

撮影風景。

こちらは全体を通した赤〜茶色の暖色コーディネイトに、ロングヘアの色もぴったり呼応しています。

襟や靴のクラシックなイメージと、二色使いで遊び心あるスカートの組み合わせが絶妙な印象。

こちらは袖のオレンジが効いています。ビビッドな色をどう使うかで、印象が大きく変わりますね。

今回のスナップでは、コーディネイトに大きな襟を取り入れている人も割と見かけました。

こちらも、その一例。

小物にも注目。鞄はクロエの新作、ミニダリアを合わせている人が多かったです。

こちらは遊び心のあるワッペンデザイン。

さて、撮影していると金色のアルミホイル(?)をまとった人たちが、何人か路上に現れました。これは何のパフォーマンスだろうと思っていたら、、

なんと、ショーが始まったらモデルがここからランウェイまで歩いていくという演出でした!

アルミホイルに思えたものは保温シートで、モデルがショー開始まで寒くないようにとの配慮。一瞬だけ保温シートをとってもらって撮影をお願いしました。

こちらもショーモデル。鞄とポーズ。

通行人もいる上に雨天なので、なかなか大変です。

ショー直前、アルミホイル(←だから違うって)を巻かれたままでメイク直し。

かなりランダムにモデルが配置され、歩いてくる模様を動画に撮るので、スナップカメラマンは左右に待機するようお触れが出ます。

スナップカメラマンも含め、配置についた状態。パレ・ド・トーキョーの高い天井が、神殿のように見えてきますね。

モデルもそれぞれ、タイミングを待ちます。

音楽と共に、ショー開始です。公道からパレ・ド・トーキョーのエントランスを抜け、中庭に設置された会場まで歩きます。

右に左にと分かれながら、一人ずつ。

街がショー会場という演出は、今までなかったのでいいですね。コロナ禍で人が少ないパリだからこそ、実現できたアイデアでもありますが。

ショーに対するモデルの緊張感が、傍で見ているこちらにも伝わってきます。

中庭の会場。招待客の椅子も、今回はまばらに設置されています。

というわけで、路上スナップから期せずしてバックステージまで。クロエのパリコレ会場からお届けしました。

こちらはセーヌ川に面した、中庭側から眺めるエッフェル塔。
ショーが終わる頃には晴れ間も覗いてきました。

次回はエルメスの会場前からの予定です。どうぞお楽しみに。

『パリコレ 2021、クロエ会場前でファッションスナップ』ヨーロッパ写真日和VOL.238staff

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