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ヨーロッパ写真日和VOL.161『ピガールの南側・パリ9区でファッションスナップ』

パリ9区、カフェの店先からこんにちは、吉田タイスケです。
パリの歓楽街といえば、ベルエポックの時代からピガールを中心とした界隈がムーラン・ルージュなどを代表に有名ですが、その南側に感度の高い飲食店やブティックが増えて、数年前から「SOUTH PIGALL=ピガールの南側」が注目を浴びるエリアとなりました。肩の力が抜けていながらお洒落な雰囲気が、個人的にも好きなエリアです。今回はそんなSOPI(=SOUTH PIGALL)からお届けします。

カフェの外観を撮っていたら、オレも撮ってくれ!と店員さん。飾らず気取らずな雰囲気のカルティエです。

ここ数年で街が大きく様変わりしたもののひとつは、貸自転車。パリの至る所に自転車が並び、その分駐車スペースは減ってますます車移動が不便になり、駐車禁止代は11→17→35ユーロとどんどん上がり(日本に比べれば安いですが)、パリ市の狙い通り車に乗るのがイヤになりました(笑)。自分は自転車を借りたことはないのですが、旅行者でもクレジットカードで借りられるようなので、パリのサイクリングを試してみるのもいいですね。

ワインショップの店先にて。

通りにせり出した、花屋のディスプレイ。プラスチックケースもあったり、決して高価ではないのですがなんとなくお洒落に見えるのはカゴのせいでしょうか。

こちらはいわゆる「サードウェーブ」系のコーヒーショップ。ハンドドリップで丁寧に入れるコーヒー屋さんには、年齢層も若くお洒落な人が多いイメージ。

KB CAFÉ
http://www.kbcafeshop.com

そのカフェのすぐ横で遊ぶ子供達。お洒落な雰囲気と、住んでいる人たちの気取らない感じがちょうどよくミックスされているのが、このカルティエの居心地の良さを生み出していると思います。もっとも、後ろにあるキオスクのおじさんが「店先で遊ぶんじゃないよ!」とすぐに追い払っていましたが、、、。

こちらもカフェの軒先から。パリといえば、カフェのイメージですね。この写真でもお団子ヘアのマダムが上着を着ていますが、今回歩いていてピーコックグリーンが流行っているという印象を受けました。

何人かファッションスナップも。ラフな印象の中にストッキングや上着の色、鞄のヴィンテージ感で個性を出すと、、。口紅は赤がお約束。スピッツがいい目線をくれています(笑)。

柄が個性的なワンピース。そういえば先ほど貸自転車の話をしましたが、今年からなんと貸し電動トロチネット(これはレンタルではありませんが、写真で女性が持っているものがトロチネットと呼ばれるものです。地面を蹴りながら進みます)も、パリでは始まりました。自分も買い物などに使っています。日本では道路交通法で、公道を走れないのが残念ですね。

こちらも数年前からパリで流行っているもの=男性のヒゲ、です(笑)。フランスでは、たぶん会社で剃れとも言われないはず。ナチュラルな雰囲気に好感が持てるカップル。

ベーシックな色使いですが、パリといえばトレンチコート。イギリスの軍用コートが起源ですが、いまや万能アイテムとしてパリジェンヌ必携ファッションアイテムのひとつです。鞄は、少し前までデカバッグが流行っていたのですが、今はクラシックでヴィンテージ感のある小さめのものが主流になっているよう。それに収まらないものはトートバッグとの2つ持ちで、、って、他雑誌などで流行観測をしているわけではないので、的外れなことを書いていたらすいません。

久々のパリ歩きでした。次回もパリ、もしくはオランダのアムステルダムからお届けする予定です。どうぞお楽しみに。

ヨーロッパ写真日和VOL.161『ピガールの南側・パリ9区でファッションスナップ』staff

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