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ヨーロッパ写真日和VOL.78『本家イギリスは羊の丘、コッツウォルズを訪ねて』

こんにちは、吉田タイスケです。前回はフランスの「秘密の庭」をご紹介しました。雰囲気がまるでイギリスのコッツウォルズ地方のよう、と例えましたが、
今回はその本家(?)、以前婦人画報の撮影で訪れたイギリス・コッツウォルズ地方からお届けします。

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実はイギリスを訪ねるまで「コッツウォルズ」というのは一つの村の名前だと思っていたのですが、さにあらず。イギリス中央部の丘陵地帯を指す言葉で、
「コッツウォルズ」の中にまた、いくつも村が含まれているんですね、、知りませんでした。いやはや。

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元々「羊の丘」という意味を表すコッツウォルズ。人より羊の方が多いと言われる通り、車で走っているとあちこちで羊の群れに出会えます。

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こちらに興味津々な仔羊さん。

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貴族が栄えた昔から保養地として人気があったこの地方は、今でも富裕層の別荘なども多く、田舎と言いながらどこか洗練された雰囲気があります。

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小人族のホビットが暮らす村もありました、、と言いたくなるような外観の家。絵本に出てきそうという月並みな表現しかできませんが、可愛いですね。

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この時は日本でも取り扱いのあるオーガニックブランド、デイルズフォード関連のタイアップ撮影でイギリスを訪ねました。写真はキングハムの本店入り口。なんと馬でお買い物に来ていた家族に遭遇。しかもお洒落なんです。

デイルズフォード
http://daylesford.com

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併設されているカフェで、農園でとれた野菜のサラダなどが食べられます。

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今日からベジタリアンになれるかも、と思えるくらい満足感のあるサラダ←結局なってない。

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農園も見学させてもらいました。全て無農薬なので、摘んですぐに食べられます。ちなみに「ずっと知らなかったこと」その2なのですが、花の「スイートピー」というのは英語で「SWEET(甘い) PEA(豆)」という意味で、あれ、マメ科の花なんですね。

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こちらがその「甘い豆」。葉っぱをサラダでいただきます。甘いグリーンピースのような風味で美味しい。日本でいうところの豆苗でしょうか。デイルズフォードでは25年以上前からオーガニックで農園を続けています。僕は回し者でもなんでもないのですが、今ではどこでも耳にする「サステナビリティ」=持続可能な社会を目指すその姿勢には、素直に共感しました。無農薬のものを食べるのが目的なのではなく、自然な食物連鎖を尊重する行動が結果的にそうなると。大地にも優しく、健康にも良くて、食べて美味しい一つの生き方。食べ物だけではなく、身の回り全てに対して『オーガニック』でありたいですね。

なんだか真面目にまとまったコッツウォルズ、はちみつ色の村が続く羊の丘からお届けしました。
次回はモロッコから(予定)。どうぞお楽しみに。

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