秋は「紅葉」や「木の実」などを彷彿させるナチュラルで深みのあるカラーを身にまとうと、コーデが上品にまとまります。なかでも今季は、くすみカラーとベイクドカラーが旬。人気ブランドのアイテムから、10月、11月のコーデで使える秋色のアイテムをご紹介します。
マスタードイエロー（ベイクドイエロー）は、通常のイエローよりもくすんだ（明度と彩度の低い）黄色のこと。秋の定番カラーとして有名ですが、2019-20AWコレクションでもこのマスタードイエローを使ったファッションが多くのブランドから発表されています。
ネイビーのスカートをメインにした清楚なコーデも、マスタードイエローの小物を合わせればより秋らしい印象に。ベージュなど色味の近い色と組み合わせるのもおしゃれですね。
シンプルながら丈夫な作りで高級感があるエルメスのトートバッグです。キャンバス地にレザーをポイントで取り入れているのでカジュアルすぎず、オフィスでも使いやすいでしょう。サイズ感もちょうどよく、明け口もボタンで閉じられるため機能性も抜群です。
コーデの差し色にぴったりな北欧ブランド「スカーゲン」の腕時計です。アラビア数字のほかバーインデックスも搭載されているため実用性もばっちり。スポーティな印象で日常使いにオススメです。
グリーンといえば新緑の季節「春」をイメージする方もいるかもしれませんが、2019-20秋冬コレクションでは濃い緑から、モスグリーンまで幅広いトーンの緑がランウェイを席巻しました。今季トレンドとされているレッドやボルドー、パープルと並んで注目のカラーですが、日常的なコーデにダントツで取り入れやすいのはグリーンです。
上品かつ深みがあり、落ち着いた印象を与えるグリーンは、落ち着いた大人コーデをしたい方にはもちろん、カジュアルな印象を与えたい方まで幅広く使えます。洋服だけではなく、バッグや財布などに取り入れても違和感がない、秋にオススメのカラーです。
チェーンのストラップや本体上部にあしらわれたロゴから高級感が漂うケイト・スペードのバッグ。深い緑で落ち着いたコーデによく馴染みます。
イタリアのフィレンツェ発の皮革ブランド「イルビゾンテ」製の二つ折り財布です。落ち着きのあるモスグリーンが知的な印象を与えてくれます。使えば使うほど革の風合いが出る一品。
赤ワインのように深みのある赤色の「ボルドー」は、秋冬カラーの代表格。エレガントさや女性らしさを演出したいときに使えるカラーです。
ボルドーはさまざまな色と相性が良いカラーです。たとえば、ブラックのパンツと合わせるとシックに、グレーのトップスと合わせると女性らしくスタイルが決まります。また、ネイビーとの組み合わせると上品で、ホワイトとは柔らかな印象に。ボルドーのバッグをひとつ持っていると秋コーデの幅がぐんと広がりますよ。
フルラのショルダーバッグは、華やかさのあるボルドーとゴールドのチェーンでコーデのアクセントにぴったりのアイテム。日常使いからパーティーなど幅広いシーンで活躍します。
フェラガモの長財布は、ブラウンとボルドーの中間色のような色合いが実にエレガント。ゴールドのメタルプレートが絶妙な存在感を放っています。フラップを開けるとマチが広がり、中身をすぐに出し入れできます。
テラコッタとは赤、オレンジ、ブラウンの、どの色とも言い切れないレンガのような色味のこと。今シーズンは多くのブランドからテラコッタカラーのワントーンコーデが発表されるなど注目度の高いカラーです。深みのなかにも華があるので、地味になりがちな秋コーデの差し色にぴったり。洋服はもちろん、小物で取り入れてもおしゃれに決まります。
オレンジ色のボディとブラウンの持ち手のコントラストが秋らしいトートバッグ。フラップにレザーをさりげなく取り入れることでエレガントさを演出しています。ロンシャンのル・プリアージュは小さく折り畳めるため、サブバッグとして持ち歩くのも◎。
落ち着いたテラコッタカラーのボディと、クリア素材の文字盤の組み合わせが新鮮な腕時計です。TID Watches（ティッドウォッチ）は2012年にスウェーデンで生まれた新鋭ブランド。遊び心のある秋コーデを目指す方にオススメです。
今回は、マスタードイエローを筆頭に4種類の秋カラーの特徴と、それぞれのカラーを用いたブランドアイテムをご紹介しました。落ち葉を彷彿とさせるカラーをコーデに取り入れて、秋らしいファッションを楽しんでみてはいかがでしょうか。
