ライフスタイルにプラスになる、ファッショナブルな情報を発信。-abox-

69

ニューヨーク・ニューヨークVOL.70『2019年9月NYFW、デルボー・レセプション』

マディソンです。9月のニューヨーク・コレクション中に、ベルギー王室御用達のバッグブランド、デルボーが“NYストーリーズ”という短編映画をお披露目するレセプションを行いました。
そこでニューヨーク社交界で日本人を代表するセレブ、ベニハナ・オブ・トーキョーCEOの青木恵子とご一緒にレセプションに行ってきました。

デルボーのニューヨーク・フラグシップ店は、セントラルパークに面した5番街の、通りを挟んで向かい側にはプラザホテルや内装リニューアルしたばかりのアップルストア、という最高のローケーションにあります。

愛犬の散歩で店舗前を毎朝通る恵子さんによると、ここは去年までアンティーク・ショップだったそうです。2階の一角をミニシアターに改造して、5日にお披露目がスタートし、ニューヨーク・コレクションの終る13日まで短編映画が店内で見られるという、ミニシアターのポップアップという仕掛けです。

プラザホテルの前には、馬車が並んでいますが、5番街側にホットドッグスタンドが。名もないブランドではなく、ネイサンズというチェーン店のものなので安心ということなのか、観光客ばかりでなく、地元の人にも大人気のようですね。



恵子さんは、クールボックスという名前の、カジュアルなボックス型バックが気に入られたようです。紹介しているのは、やはり友人で以前はヴァレンティノにいたイボンヌ。ベルギー王室の荘厳なブランドイメージに魅了されて、今年の1月のオープニングから、こちらに移ったそうです。

クールボックスは短編映画”NYストーリーズ“でも白が紹介されていました。高級ブランドでは見ない型ですが、一枚の皮を使って小箱のように6枚の面で構成されています。特徴として横のDの形の金具を引くだけで、ワンステップで秘密のファスナーが現れるところだそうで、その仕組みをイボンヌが恵子さんに説明しています。

価格は2850ドル。エレガントでありながら機能的、今一番売れ筋のようです。

2011年にデルボーのアーティステイック・ディレクターに就任したクリスティナ・ゼラーは、プリンセス・フレデリック・ドゥ・ブロジールというプリンセス名を持たれている、本物のプリンセスでもあるんです。それなのに、とても気さくで柔らかな印象の女性でした。

レセプションには、”NYストーリーズ”に出演していたミュージシャンでハリウッド女優のコートニー・ラブも、もちろん来ていました。グランジ音楽のパイオニアで、悲劇的に亡くなった故カート・コバーン夫人としても世界中で知られていますね。彼女、東京が大好きでしょっちゅうきているそうです。娘さんとの時間をとても大切にしていると話していて、映画の中ではタフな印象だったのに、実物はフレンドリーで優しい女性でした。

デルボーは昨年まで、マンハッタン社交界の華でリアリティテレビでも知名度の高い、オリビア・パレルモをイメージキャラクターに採用していたんですが、今年からはこのコートニー・ラブ、ネル・ダイアモンド、シャネル・イマン、エイジア・チョウの4名といった、さまざまな人種のセレブをイメージモデルに、いよいよグローバルに展開していく勢いを感じますね。

エイジア・チョウは中国系アメリカ人モデルですが、ニューヨークやロンドンなど世界的に展開している高級中華レストランの“Mr. Chow”会長をお父さんに持つ、アジア系トップモデルです。2016年に、韓国音楽グループのビッグバン・メンバー、トップと交際報道が流れましたね。

2階奥のミニシアターは12席ほどになっています。イタリア版著名映画監督の、フランチェスコ・カロッツィ―二の作ですが、彼は実はイタリア版ボーグ編集長の息子でもあるんだそうです。だからだと思いますが、この短編映画のお披露目には、ニューヨークファッション界の頂点に君臨する女性、ヴォーグ編集長のアナ・ウィンターも参加したと言われています。レセプションは6時半開始で、私たちは一階でバッグなど色々見て回っていたのと、2階についてもコートニー・ラブたちと話し込んでいたので、せっかくのアナ・ウインターに会える機会、逃してしまいました…残念。

レセプションは8時に終わり、その後は11時までお隣のレストラン・チプリアーニ地下の、ダブルズ・ラウンジでディナーとダンスのパーティに参加しました。恵子さんによると、このラウンジは他のセレブ・パーティでもよくつかわれている場所だそうです。

短編映画は以下から観られますよ。
https://www.delvaux.com/ja/diary/new-york-stories-premiers-on-fifth-avenue-1?locale=ja&



デルボーはNYFW中に短編映画の発表というイベントを設けて、世界中のセレブに向けて発信しました。コレクションが世界同時に発信されるようになった今、コレクションの在り方自体が変わってきている気がします。

そういえばVISAカードやBMW等がスポンサーをしたソーホーのスプリング・スタジオでも、メイベリンが会場限定のコラボ製品を紹介していたり、ネスプレッソのスタンドが設けられていました。

ヘアケア製品ブランドのトレザメはヘアサロンと、その隣にアフターを撮影できるインスタスポットを設けていました。

たくさんのコレクションが紹介されたスプリング・スタジオのショー会場出口前には、スポンサーたちが女性企業家を支援するという目的で、彼女たちのブランドがコレクション特別価格で販売されていました。

さて、如何でしたか。ニューヨーク・コレクションも、それからブランド自体も、進化し続けなくてはならない。そんなメッセージを今回のショーで受け取った気がします。

短編映画が見られるミニシアターはファッションウィーク終わりでなくなってしまいますが、デルボーのフラグシップ店内には、ベルギーの工場から取り寄せた皮の型が飾られていたり、ベルギー教会から運ばれたという巨大シャンデリアはもちろん、芸術品の粋に達しているバッグも多々飾られています。ニューヨークに来られたなら、是非訪ねてみてください。プリンセス気分に浸れること請け合いです。

ではまた、ニューヨークでお会いしましょうね。

ニューヨーク・ニューヨークVOL.70『2019年9月NYFW、デルボー・レセプション』axesedit