ライフスタイルにプラスになる、ファッショナブルな情報を発信。-abox-

681

ヨーロッパ写真日和VOL.198『ベルギーはゲントから、古城とワッフルの街歩き』

こんにちは、吉田タイスケです。お城の草に寝ころびて、空に吸はれし、、というよりも、菩提樹の木蔭で紡がれる騎士の恋物語でしょうか。中世にはパリに次いでヨーロッパ第二位の人口を誇るほどに栄えた街、フランドル伯爵家のお膝元、ベルギーはゲントを今回は歩きます。

ゲント旧市街は車の乗り入れが制限されているので、周辺に駐車して向かいます。

ブラバンダム通り(Brabantdam)を歩いて旧市街へ向かいましたが、自然派系のカフェや個性的なセレクトショップが並び、何だかパリよりもお洒落な感じ、、。

センスよく、美味しそうなビストロもちらほら。

通りの横にあるパサージュ。

子供がテーブルで隠れんぼをしていたり(←お洒落関係ない)。

カフェのテラスにて。モノトーンなコーディネートにクリーム色のフレンチブル(しかも2匹)が似合っていて、撮影をお願いしました。旧市街に入る前から街の雰囲気がとても良く、すでに気に入っています、ゲント。

こちらは「トラピスト修道院製造ビールを出すお店だよ」、という看板。修道僧がギャルソン姿に描かれています。

1600年と銘打たれているのですが、ここに400年以上前からあったのでしょうか、、。

さて、多翼祭壇画の「神秘の仔羊」を擁することでも有名な、聖バース大聖堂前の広場は大賑わい。ゲントを訪ねた土曜日は、ちょうどその日から一ヶ月間のお祭りが始まる日だったんです。

おそらくは中東系(?)の音楽を演奏する人たちがパレードしていたり。街がますます賑やかになります。

こちらの方は「5年前に死んだんだけど、お祭りの日だけは街を歩けるんだ」と言っていました。いやはや、お祭りはいろいろな人がいて楽しいですね(笑)。

バース大聖堂向かいにある、教会の建物から。床がラビリンスになっています。

同じ建物内から、窓越しの広場。

芝生越しに荘厳なゴシック建築、聖ニコラス教会を望みます。くつろいでいる人たちが『今』で、歴史と同居している感じが良いですね。しかし、うつぶせに寝ている人が何人かいたんですが、これがゲント流、、??

さてさて、ベルギーといえばのワッフル。観光的かも知れませんが、来たからにはやはり一度は老舗で食べないと、というわけで、元祖ブリュッセル風ワッフル発祥の店「MAX」に来てみました。

MAX
http://www.etablissementmax.be/?lang=en

ギャルソン達も蝶ネクタイで、ちゃんとしています。

夢にも出てきそうなワッフルがやってきました。生クリームにバニラアイスもトッピング。外はさっくり、中はもっちり、、と言いたいところですが、中もさっくりです。あまりに軽くて余裕でお代わりできます←割と甘党。もうちょっとパンケーキ風が好みなんですが、、←自分で作れ。

店内はアールヌーヴォー香るインテリア。

お土産用のゴーフル缶もレトロです。缶それぞれにシェフの顔写真が印刷されていて、実際この方がお店でも焼いていました。

テラス前には、足長族の鼓笛隊も登場。「ワッフルをよこせー!!ワッフルをよこせー!!」と叫んでいましたよ←それはない。

ワッフルを食べた後は、ボートクルーズの乗り場を目指して街を歩きます。旧市街内に、車がほとんど入ってこないというのはいいですね。

オランダでもよく見ますが、子供二人を乗せられる自転車。荷物もかなり載せられそうです。

レイエ川沿いに並ぶギルドハウス(中世の同業者組合の建物)を眺めるボートクルーズの発着場はいくつかあり、どこも大人気です。

ボートに乗って、一枚目のお城に戻ってきました。お祭りだったこともあり観光客は多かったんですが、ブルージュほど観光地化されておらず、旧市街の周りも歩いてみたくなるゲント、おすすめです。ブリュッセルから電車で日帰りもできるので、ベルギーにいらっしゃる際はぜひ訪ねてみてください。次回もどうぞお楽しみに。

ヨーロッパ写真日和VOL.198『ベルギーはゲントから、古城とワッフルの街歩き』axesedit

関連キーワード

関連記事