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ヴィンテージ品・古着の気になる臭いを落とす方法

ハイブランドの服をお手頃価格で買えたり、新品では味わえない着古し感を楽しめたりといった理由から、根強い人気を誇るヴィンテージ品や古着。しかし、ヴィンテージ品や古着は独特の臭いを発しているものも多く、その臭いゆえに敬遠してしまうという人も少なくありません。気になるあの臭いは、どうすれば落とせるのでしょうか?

■古着独特の臭いの原因とは?

古着独特の臭いのもとは、繊維の奥にまで染みついた前の持ち主の汗や皮脂、体臭です。それらの成分が、長い間保管される間に酸化することで気になる臭いに変わります。また、古着屋で焚くお香や保管時に入れる防虫剤、ホコリなどの臭いがそこに加わることで、より強力な臭いに変化してしまうこともあります。

この臭いを「古着らしさを感じられる魅力的な要素」ととらえる方も多い一方で、どうしても気になってしまうという方も決して少なくないでしょう。できればすっきりと落としておきたいものですね。ここからは、古着の臭いを軽減させる具体的な方法を3つご紹介します。

■臭いを落とす方法 その1:自宅の洗濯機で洗濯する

基本中の基本のように思われますが、やはり自宅での洗濯という方法は侮れないもの。悪臭のもとである汗・皮脂を取り除いてくれるのはもちろんですが、実は「自宅の」洗濯機というところに大きなワケがあります。

ある人やその家族の洗濯物を同じ洗濯機で頻繁に洗っていると、洗濯機に目には見えない「その人やその家族独自の」細菌群が棲みつくと言われています。俗にいう「家の匂い」というものは、その細菌群がつくり出しているそう。そのため自宅の洗濯機で古着を何度か洗うと、慣れ親しんだ自分の家の匂いが自然と移り、不快感なく着られるようになるのです。

■臭いを落とす方法 その2:酸素系漂白剤に浸ける

通常の洗濯では落ちないガンコな臭いがある場合は、浸けおき洗いがおすすめです。タライや洗面台に40~50℃のお湯を張り、酸素系漂白剤を溶かして古着を入れます。お湯が冷めないようにフタをし、1時間ほど浸けおきしたら、通常通り洗剤を使って洗濯機で洗いましょう。

酸素系漂白剤は油汚れを分解し、雑菌を除菌する力のある漂白剤。そのため、繊維の奥の汗・皮脂汚れといった臭いのもとを根こそぎ除去してくれます。生地を脱色するものではないため、色柄モノにも使用可能です。ただし、不安な場合は目立たないところに塗ってしばらく放置し、色が抜けないか確認してから使うことをおすすめします。

■臭いを落とす方法 その3:長時間天日干しする

酸素系漂白剤で除菌したあとの服は、天日干しすることでよりいっそう消臭効果を高めることができます。紫外線には殺菌・消臭効果があるうえ、繊維の奥までしっかり乾燥させられることで、生乾きの臭いが発生するのを防いでくれます。

ただし、臭いが強烈な古着だと、しっかりと酸素系漂白剤で除菌したあとでないと天日干しの効果が十分に発揮されないことがあります。洗濯をしても臭いが取れなかった場合は、まず酸素系漂白剤に浸けおきし、天日干しで仕上げるという手順がベストと言えるでしょう。

■洗濯できない古着の臭いを落とすには?

ここまでは洗濯できる古着の臭いの落とし方をご紹介してきましたが、古着の中にはデリケートな素材でできており、自宅では洗濯できないものも少なくないでしょう。そういった古着の臭いは、どのようにして落としたらいいのでしょうか?

洗えない古着の臭いを落とすには、一度湿気を与えてから乾燥させる方法が有効です。例えば霧吹きで水を吹きかけたり、衣類スチーマーで蒸気を当てたりして、まずは繊維に水分を与えましょう。除菌・消臭成分が含まれたスプレーを吹きかけるとなお効果的です。そのあと、天日干しまたは浴室乾燥機を利用して十分に乾かせば、水分が蒸発する際に繊維に含まれた臭いも薄まります。ハンガーに吊るした状態で乾かせば、古着についたシワも伸びるため一石二鳥です。

ただし、革製品は水分や日光によって傷むことがあるため要注意。ヴィンテージの革ジャンや革パンは、日の当たらない風通しのよい場所で陰干ししましょう。何度か繰り返すうちに、臭いが少しずつ和らいでいきます。また、表面に革用クリームを塗ることでも、臭いを軽減できる可能性があります。

■古着はどんどん着用して自分の香りを馴染ませて

今回は古着の臭いを落とす方法をご紹介しましたが、何をやっても臭いが落ちないように思われた古着でも、実際には着用しているうちにどんどん臭いが気にならなくなることがあります。これは、古着に染みついた他人の匂いが、徐々に自分の匂いに上書きされていくため。人間は自分自身の匂いに気付きにくいため、自分の匂いがしっかりとついた服は不思議と「無臭」のように感じられるのです。

ご紹介した対策を試したうえで何度も着用しても臭いが落ちないようであれば、その際はクリーニング店や専門店に相談しましょう。

ヴィンテージ品・古着の気になる臭いを落とす方法Takashi -タカシ-

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