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【プロ直伝】自分に似合うメガネの選び方と種類|ポイントは顔のパーツや目の形!

視力をカバーするのはもちろん、花粉・紫外線・ブルーライトの対策やファッションアイテムとしてなど、さまざまな場面で大活躍するメガネ。顔の印象を左右するアイテムなので、自分にぴったりと合うものを選びたいですよね。

今回は、メガネと帽子のスタイリスト里和(さとわ)様にインタビュー。メガネの形の種類から、自分に似合うメガネの選び方やなりたい印象に近づく方法まで、たっぷりとご紹介します。

メガネにはどんな種類があるの?フレームの形や素材を解説!

選び方の前に、まずはメガネの種類を解説。形の特徴から、おすすめのシチュエーションや与えるイメージまでご紹介します。

フレームの形で選ぶ!メガネの種類解説

■スクエア


スクエア型のメガネは、直線的でレンズの縦幅が狭い長方形をしています。シャープな印象を与えてくれるため、真面目で切れ者な印象に見せたい方におすすめです。ビジネスシーンやスーツなど、カチッとしたファッションにもぴったり。

■オーバル


オーバル型のメガネは、レンズの縦幅が狭い楕円形です。スクエア型と同じくビジネスシーンに向いていて真面目な印象がありますが、曲線的なため、知的でありつつもやわらかい印象に見せてくれます。落ち着いたイメージを演出したい方におすすめ。

■ウェリントン


ウェリントン型は直線的で、レンズの縦幅がある逆台形のような形をしています。1950年代のアメリカで大流行し、メガネの種類として定着しました。

直線的でかっちりとした印象もありますが、縦幅があるためスクエア型よりもシャープさがやわらぎます。シーン問わず使いやすく、幅広いファッションに似合いますよ。

■ボストン


ボストン型はウェリントンを曲線的にしたような形です。1960年代にボストンで流行したから、モデルの名前から、ボストンバッグの形に似ているからなど、由来には諸説あり。

同じく曲線的なオーバル型のようにやわらかいイメージですが、レンズの縦幅があるぶん華やかさが出ておしゃれな印象に見せてくれます。フレームに直線的要素と曲線的要素があり、バランスを取りやすいのが特徴。こちらもシーン問わず使いやすいですよ。

■クラウンパント


クラウンパントは、ボストン型のフレームからレンズの上部をスパッと切り取ったような形。1940〜60年代ごろにフランスで流行し定番の形になりました。クラウンとは「王冠」、パントとは「ボストン型のような丸みのある逆三角型」で、直線的にカットされた上部が王冠のように見えることが名前の由来です。

少し個性的でおしゃれな印象から、日本ではここ数年流行中。ボストンと同様、直線・曲線両方の要素があるため、見た目以上にかけやすい形です。メタルや細いフレームは落ち着いたファッション、セル素材はカジュアルファッションに合わせやすいですよ。

■ラウンド


ラウンド型は、その名の通り丸い形のメガネ。アメリカの喜劇役者、ハロルド・ロイドがかけていたことや、昔のセルメガネの主材料がセルロイドだったことから、「ロイドメガネ」と呼ばれることもあります。

小ぶりなものはクラシカルなファッション、大ぶりなものはカジュアルなファッションにおすすめ。正円に近くなるほど、ふちが太くなるほど個性的な印象になりますよ。親しみやすさをプラスしたいときにもぴったりです。

■ブロー


ブロータイプはフレームのフロント上部が強調されたデザイン。強調された部分が眉のように見えることが由来です。「サーモント」と呼ばれることも。

知的さやクラシカルさを感じるどっしりとした印象。あえて年齢を上に見せたいときにもおすすめです。落ち着いた印象からビジネスファッションに合う一方、クラシカルなイメージを敢えてコーデのはずしとして使い、レトロっぽいファッションとして個性を出すのも◎

■ヘキサゴン/多角形


ヘキサゴン型には六角形や八角形のものが多いです。直線的でかっちりさもありますが、新鮮でおしゃれな印象も与えてくれます。ウェリントンよりもかたくならず、ラウンドよりもコミカルにならない、見た目以上にバランスのとれた形です。

メタルや細いフレームはビジネスシーンでも合いやすく、セル素材で太めのものは個性的なファッションにも合いやすいですよ。

■フォックス


フォックスタイプは目尻が吊り上がった形。両端が吊り上がり、狐の目のように見えることが名前の由来です。「キャットアイ」と呼ばれることも。1950年代に女性向けのアイウェアとして流行しました。

一見「教育ママ」というイメージを持つ方もいらっしゃるかもしれませんが、クラシカルでエレガントな印象。凛と見せたいときや、高級感のあるファッションにぴったりです。

フレームの素材で選ぶ!メガネの種類解説

■メタルフレーム


メタルフレームは、金属でできたメガネフレーム。セルフレームよりも耐久性があるものが多いです。ツヤありは高級感を感じ、ツヤなしは落ち着いた雰囲気になりますよ。

知的で上品な印象があるため、ビジネスやフォーマルシーン、スーツなどきれいめのファッションにぴったり。ツヤありで太めのものは、ストリート系のファッションに合うことも!アクセサリー感覚でかけるのもおすすめです。

■セルフレーム


セルフレームはプラスチック素材でできたメガネフレーム。カラーや模様などデザインも豊富です。メタルフレームよりもカジュアル感があり、フレームの太さによって存在感を出すことができます。

シーン問わずおすすめで、色や形でシチュエーションや合うファッションが変わるため、コーデを楽しめます。

【目の形で選ぶ】自分に似合うメガネの選び方

似合うメガネを見つけるポイントの1つとなるのが目の形。目の形はメガネの天地幅(=レンズの縦幅)に関係します。

■丸目さんはどんな形のメガネもおすすめ◎

目に縦幅があり丸みがある目の方は、フレーム内の余白があまり気にならないため、どんなメガネもなじみやすいですよ。

似合うメガネの種類が多いぶん、どのような印象にしたいのかをはっきりしないと迷ってしまいがち。なりたいイメージを明確にするのがポイントです。

■切れ長さんは天地幅が広すぎないメガネがおすすめ!

目尻側が細長い切れ目の方は、フレーム内の余白を感じやすく、余白が広いとより目が細く見えてしまうため、スクエア型やオーバル型など、天地幅が広すぎないメガネがおすすめです。

とはいえ、スクエア型やオーバル型をかけると、なりたいイメージよりもシャープで真面目過ぎる印象になることも。その場合は、メガネを選ぶときは、はじめになりたい印象をイメージし、それに合うメガネのフレームの形の中で、天地幅が違うものをいくつかかけ比べて馴染むものを見つけてみてください。

例えば、ウェリントン型 → スクエア型 → ウェリントンとスクエアの中間の天地幅のフレームといった順番でかけ比べてみると良いですよ。

【顔のバランスで選ぶ】自分に似合うメガネの選び方

目の形と同じく似合うメガネ選びのポイントとなるのが、遠心顔・求心顔といった顔のパーツバランス。顔のバランスはメガネのブリッジ(=左右をつなぐ部分)に関係します。

■遠心顔さんはブリッジが太いメガネがおすすめ!

目と目の距離がある遠心顔の方は、ブリッジが太めのメガネがおすすめです。ブリッジの存在感があることで顔の中心が埋まり、目の距離を実際よりも近く見せることができますよ。

■求心顔さんはブリッジが目立たないメガネがおすすめ!

目と目の距離が近い求心顔の方は、フレームが細いものやメタル素材のものなど、ブリッジが目立たないメガネがおすすめです。ブリッジが目立たないことで顔の中心に抜けができ、目の距離を実際よりも離れて見せることができます。

【なりたいイメージで選ぶ】自分に似合うメガネの選び方

■きちんと見せたいときはスクエア・ウェリントン

真面目でしっかりした印象、きちんとした印象に見せたいときは、スクエアやウェリントンなどあまり丸みがないメガネがおすすめ。顔の中に直線的な要素が入ることで、キリっと締まって見えますよ。

■やわらかく見せたいときはボストン・オーバル

やわらかい印象、優しい印象を与えたいときはボストン・オーバルなど丸みのあるメガネがおすすめ。顔の中に曲線的な要素が入ることで、ふんわりとしたやわらかさが加わります。

■おしゃれに見せたいときはクラウンパント・多角形

おしゃれな印象に見せたいときや個性を出したいときは、クラウンパントや多角形のメガネがおすすめ。個性的な形はそれだけでこだわりを感じさせてくれます。

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メガネのありがちなお悩みと解決方法!

メガネをかけたときの疑問や、なぜかしっくりこないというお悩みの解決方法を、メガネのスタイリストである里和様にご解説いただきました!

お悩み1.メガネをかけると目が小さく見えてしまう

目が小さく見える原因は、度数が強くレンズが厚くなると目が小さく写ってしまうから。レンズが小さくフレームの色が濃いメガネを選ぶと、目の周りの余白が気にならず、お悩み解消できますよ!

お悩み2.メガネをかけると地味に見える

天地幅の狭いメガネだと落ち着いた印象になりがち。また、フレームが目立たないメガネも地味に見えてしまう原因になりやすいです。

そのため、あえて天地幅が広いメガネや、多角形やクラウンパントなど少し個性を感じるもの、フレームに模様が入っているメガネなど、「いつも選んでいるものより少し目立つかな?」と思うメガネをかけてアクセントにすることで、垢抜け感を出すのがおすすめです!

お悩み3.メガネをかけるとかたく見える

スクエア型のような直線的要素が強いフレームや、メタル素材のフレームはかたく冷たく見えてしまうことがあります。そんなときは、ボストンなど丸みのあるメガネで曲線的要素を入れることでやわらかさを出したり、セル素材のフレームでカジュアルさを出したりすると◎

お悩み4.目の形や顔のバランスに合わせているのに違和感がある

違和感の原因は、自分のなりたいイメージや印象にあっていないから。目の形や顔パーツよりも、まずはどういうイメージや印象になりたいのかを考えてフレームをいくつか選び、そのあとで目の形になじむ天地幅のものを選ぶと、イメージに合いつつ、顔とのバランスが取れたメガネを選ぶことができますよ。

お悩み5.目元のたるみが気になる

疲れや寝不足、年齢を重ねることで目元がぼんやりとしてくるのはあるあるですよね……。そんなときにおすすめなのがフォックスタイプのメガネ。目尻側が吊り上がったフォックスや、フレームの目尻側にカシメなど飾りがついているものを選ぶことで、目の錯覚を利用してリフトアップしたように見えます。メガネを効果的に使ってみましょう!

お悩み6.鼻パットの跡がついてしまう

メガネは耳の部分と鼻パットの2箇所で支えているため、どうしても跡がついてしまいます。ある程度、跡が付いてしまうのは仕方がないですが、フィッティングし直すことでかかる重さが分散して跡が濃くならないこともありますので、メガネショップで調整してもらいましょう。また、鼻パットがないメガネもあるので、ぜひ検討してみてくださいね。

メガネのお手入れ方法

メガネファッションを楽しむため、メガネをかけたらお手入れをしてきれいに保てると◎日常の簡単お手入れや収納方法、洗い方などをご紹介します。

■メガネの日頃のお手入れ方法

メガネをかけた後の日頃のお手入れは、簡単な水洗いと乾拭きがおすすめ。いきなりゴシゴシと乾拭きすると、メガネに傷がつく原因になります。

表面の埃を水で流し、柔らかい布やティッシュで押さえるように水分を取った後、メガネ拭きで磨いてくださいね。特に花粉の時期などは日頃のお手入れも重要です!

■メガネは洗ってもいいの?

基本的にはどのメガネも水洗いOK!ただし、お湯はメガネのレンズを劣化させる原因になるのでNGです。また、セルロイド素材のメガネはアルコール厳禁なので、消毒などしてしまわないよう注意しましょう。

◎メガネの洗い方 手順
1. 水で表面の汚れを落とす
2. 中性洗剤を溶かした水を使って指の腹で優しく洗い、汗や皮脂汚れを落とす
3. 水で洗剤を流す
4. ティッシュなどを押し当てるようにして水分を取る
5. メガネ拭きで仕上げ拭きをして完了!

■メガネの保管・収納方法

メガネを収納するときは、左からテンプルを畳みメガネケースにしまいましょう(テンプルの収まりが悪い場合は、右から畳むと◎)。ケースにしまうことで、うっかり踏んでしまうなどの事故から守り、紫外線による劣化も遅らせることができますよ。

メガネのスタイリスト里和様からのアドバイス

メガネが必需品の方にとってはなくてはならない存在です。しかし、いつもと同じようなメガネを漠然と選んでいたり、「何か違うな……」と思いながら輪郭のみに合わせて選んでいたりする方も多いのではないでしょうか。 

本当に似合うメガネを選ぶために、まずは「どういうイメージにしたいのか」「どういう場所にどんな洋服を着ていくのか」など、メガネをかけているシーンをイメージし、それに合うフレームの形を選んでから、顔のパーツのバランスに合うものへと絞っていくと、ぴったりのメガネが見つかります。

試着の際は、小さな鏡で顔周りだけを見るのではなく、必ず全身が写る鏡でチェック、さらに写真を撮って見ることで客観視できるようになりますよ。ぜひ、ぴったりのメガネでファッションをさらに楽しんでみてくださいね。

記事解説:里和(さとわ)

メガネと帽子専門のスタイリスト。外見のプロデュースや、アイテムに特化したスタイリングができるようになる「メガネと帽子のプロ養成カレッジ」を主宰。主婦から経営者、士業・婚活中の方など、幅広いお客様をスタイリング。特徴は、お客様からお仕事や未来展望などについてじっくりとお話を伺い、それを叶える “顔” をメガネや帽子でプロデュースすること。メディアにも幅広く関わっており、NHK「あさイチ」にスタジオ出演や、多数の雑誌やポータルサイトにて記事を監修している。

▼HP
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メガネや帽子に興味を持った方は、ぜひ下記リンクからお気軽にご相談ください。

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