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ヨーロッパ写真日和VOL.127『ベルギー・寄り道の町ディナン観光、その1』

こんにちは、吉田タイスケです。ガラス越しに見下ろすのはベルギー・ワロン地方、ディナン。今回のヨーロッパ写真日和は、空からお伝えします。

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実は、こんな場所から撮っています。ひえー。

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地上から100m、断崖の上に立つ11世紀に作られた城塞。ここからムーズ川に沿って発展したディナンの町を眼下に一望できます。どれどれ、怪しい船はいないだろうな。

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なかなかの風光明媚。そもそも、この町に来たきっかけは車の購入でした←仕事じゃない。自分がほしいクラシックカーがフランスよりもドイツ、ベルギーの方が販売店が多く、そのうちのひとつがディナン近くにあったので、車を見るついで(←オイ)に立ち寄ることに。とはいえ、人生で楽しいのは寄り道ですから。

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「なに!!我らの町はついでに過ぎないだと!!聞き捨てならんぞ!!!」
伝説の勇者よ、早まるな。私は敵ではない。

この日は城塞に設置されたステージで中世劇があるとかで、当時の衣装に身を包んだ出演者さん達が集まっていました。

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可愛い町娘たち。

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修道服で姿を隠した、東の悪い魔女(←妄想入りました)などなど、、

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幾多の戦乱に翻弄されてきた中世の城塞都市、ディナン。ここは岩山と渓谷が作り出す独特の景観が看板であると共に、音楽の町でもあります。1840年頃にここ、ディナンの町に住むアドルフ・サックスさんが発明したのが、「サクソフォン」、いわゆるサックスです。というわけで、町のいたるところにサックスだらけ。夏には音楽祭もあるそうです。

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あと他に名物といえば、クック・ド・ディナンと呼ばれるヨーロッパ一の堅焼きクッキー。中でも、このお店は創業1860年という歴史を誇るのですから、サックスさんとほとんど変わりませんね。もしかしたら、ここのクッキーを齧りながら、サックスを作っていたかも知れません。

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今でも昔ながらの木型を使って焼かれる、はちみつと小麦粉だけの素朴なお菓子。

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こちら、現オーナーのマリー・フレデリックさん。「固いのが嫌だったら、柔らかいパンもあるのよ」と、ポーズしてくれました。

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1948年から変わらないインテリア。昭和感があって落ち着きます。店内でお茶も飲めるので、ひと休みにどうぞ。「ついでの町」ディナンからお届けしました。次回も引き続きここから。ムーズ川を川下りして、ベルギーの美食を探します。

ヨーロッパ写真日和VOL.127『ベルギー・寄り道の町ディナン観光、その1』staff

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