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ヨーロッパ写真日和VOL.159『グルメ、サンタクロースに世界遺産。森の国フィンランドから、その2』

こんにちは、吉田タイスケです。今回も秋のフィンランド、ラップランド地方から。ベリーの下草も色づいて、森にカーペットが敷かれているようです。

少ししゃがめば、ブルーベリー(たぶん)。

さて、今回はフィンランドのグルメもお届けします。こちらはロヴァニエミにある伝統料理のお店から。前菜の盛り合わせです。サラダ、トナカイハム、サーモン、苔等々。テーブルもトレイもパン皿も木でできていて、食卓にいながら森でご飯を食べているよう。そういえばフィンランドでは空港やホテルでも木がふんだんに使われていて、北欧=森、樹木というイメージそのままです。その辺りも、木に囲まれて暮らしてきた日本人と相性がいいのかもしれません。

Restaurant Nili
http://www.nili.fi/en/home.html

リンゴンベリーのケーキ。酸味があるので、デザートにぴったりのベリーです。

こちらも同じくロヴァニエミにある、見晴らしの良いお洒落レストラン。

フィンランド食材を使って、繊細な料理に挑戦しています。トナカイのロースト。フィンランドミシュランがあったら、おそらく一つ星はついているかと←何様?。

LAPLAND HOTELS SKY OUNASVAARA
https://www.laplandhotels.com/EN/hotels-in-lapland/rovaniemi/lapland-hotels-sky-ounasvaara/sky-kitchen-view.html

さて、美食を楽しんだ後はホテルでのんびり。ロビーも全面、木が使われています。

ARCTIC TREEHOUSE HOTEL
https://arctictreehousehotel.com

テラスでお茶を。フランスでもいわゆる「北欧インテリア」は人気です。主に白黒グレーのモノトーンに、木目を合わせるのが基本とか、、。あとから振り返ってみれば、このコーヒーテーブルもグレー+木目でした。

このホテルの部屋がフィンランド滞在中で一番印象に残っているのですが、ベッドから絨毯からソファまで、すべて毛皮。倒れたらモフモフに捕まって起き上がれないです、はい。

毛皮に包まれながらオーロラ鑑賞、、、と言いたいところですが、この時は3回チャンスがあったのに見られませんでした。く、くやしい、、、。いつかリベンジしたいと思っています。

そして、突然ですがサンタクロースです。本物です!!なぜフィンランドがサンタクロースの故郷と言われるようになったのか、気になる方は下記のリンクを読んでいただくとして、ロヴァニエミにはサンタクロース村があり、そこでは「本物の」サンタクロースと会って記念写真を撮ることができます。小学生の時手紙を書いたサンタさんはここにいたのか、、。

なぜ、サンタがフィンランド在住になったのか。
https://www.his-j.com/tvladvice/europe/finland/santa.html

今でも、世界中の子供達からサンタクロースに手紙が届きます。そういえば、自分が小学生の時に書いた手紙には返事が来たことを覚えています。確か、日本語だったような、、あれ、なんでだろう、、。

さて、サンタさんには新しいiPadをお願いして(←オイ)、次は一気に南へ下ります。ロヴァニエミから南へ750kmあまり、旧市街の木造建築が世界遺産に指定されているラウマという町を訪ねました。

色とりどりの木造建築はおもちゃのようで、ミニチュアの中を歩いている気分です。

中庭に置かれたベンチとテーブル。

よく見るとドアや窓にそれぞれ装飾があったり。旧市街自体は歩いて回れるので、路地裏散歩が楽しい場所です。

ラウマで木造建築と並んで有名なのが、18世紀から続くボビンレース。実演を見せてくれるお店を訪ねました。

Pits Priia
https://www.nyplaajat.net/in-english/

レースの使いどころは、今の時代なかなか難しい(昭和の時代は電話台とか、花瓶の下にありました、、)と思いますが、こんなブレスレットだったら普段使いできそうですね。

最後はこちらも18世紀、、ではありませんが、ラウマで人気の揚げドーナツ。

WANHAN RAUMAN KAFFE BAR
http://www.kaffebar.fi/in-english

カフェでは椅子もテーブルも食器も「カワイイ」んです。というわけでムーミンを始め、ベリーの森にオーロラ、トナカイ、サンタクロース。木に囲まれた暮らし。日本人の心に寄り添うものだらけなフィンランドからお届けしました。次回の更新もどうぞお楽しみに。

ヨーロッパ写真日和VOL.159『グルメ、サンタクロースに世界遺産。森の国フィンランドから、その2』staff

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