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ヨーロッパ写真日和VOL.173『冬のパリ、マレ地区スナップ』

こんにちは、吉田タイスケです。
東京ほどではありませんが、世界各国の料理が楽しめるパリ。特にフランスが元宗主国だったレバノンやベトナムなど、関係が深かった国の料理はレストランも多く浸透しています。また、日本のラーメンがいまやパリでも大人気ですが、それ以前に麺文化として人気だったのがベトナムのフォー(米粉麺)。今回はフォーで暖まりながら、マレ地区を歩きます。

そのフォーの中でも、間違いなくパリで一番美味しいお店がこちら(吉田タイスケ調べ)。営業は昼のみ。常に行列ができる名店です。

SONG HENG
https://www.facebook.com/pages/Song-Heng/156614561034185/

牛肉のこま切れと肉団子が入ったスープに、自分でモヤシとミントをトッピング。トッピングし過ぎて麺が見えなくなっちゃいました、すいません。年々値上がりしてますが、一杯8ユーロはパリごはんではまだ格安。

再び外へ。冬は巻物大活躍なパリ。いや、冬以外も巻物ですね。

茶、オレンジ、赤。暖色コーディネイトが鮮やかなパリジェンヌ。

マレ地区はパリの中でも古い建築物が多く、細い路地もあちこちに。

通りがかりのカフェ。木に塗られたニスの感じや、配色、窓枠など、日本にありそうでなさそうなヨーロッパ感ですね(←あいまい)。

ありそうでなさそうと言えば、こちらのカフェも。パリですっかり市民権(?)を得た「サードウェーブ系」コーヒー店です。

FRAGMENTS
https://www.instagram.com/fragmentsparis/

ブルース・リーのポスターが貼られた店内。

すき間風が入る入り口のドア、萎れたチューリップと古いスピーカー、無造作に置かれた新聞紙、グランジロック。
手を抜くということではなくて、コーヒー以外は「ゆるく、風通しがいい(文字通り!)」雰囲気は、昭和から続く年季が入った店のように落ち着きます(笑)。きっと「余地」が居心地の良さに通じるのではないでしょうか。

「サンタさんへ (そのプレゼントは)私ではなかった」←勝手に意訳。エコバッグをふだん使いする人は、ほんとに多くなりました。だいたいはコットンのエコバッグ+もうひとつ。

もう一店。マレ地区で隠れたサロン・ド・テを発見。

Bontemps
https://www.facebook.com/bontempspatisserie/

レバノン出身のパティシエが3年前にオープンしたパティスリー。サブレに定評があり、どのケーキも洗練されていて美味しいです。

お店裏、中庭には「秘密の庭園」と書かれた喫茶コーナーも。カフェに比べたらサロン・ド・テは多くないので、紅茶派の人は要チェックです。

散歩は続きます。バッグのヒョウ柄が印象的なマダム。

通りがかりのショーウィンドウから。最近鳥(錦華鳥)を飼い始めたら、街を歩いていても鳥モチーフが気になるようになりました(笑)。幸運の青い鳥ということで、2019年、皆様のご多幸をお祈り申し上げます。冬のパリ散歩でした。

次回はスイスの青空からお届けする予定です。どうぞお楽しみに。

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