ライフスタイルにプラスになる、ファッショナブルな情報を発信。-abox-

872

ヨーロッパ写真日和VOL.197『イタリアの港町、ジェノバで味わうパスタ・ジェノベーゼ』

出航だ!と言いたくなる、爽やかなジェノバ港からこんにちは、吉田タイスケです。シリーズ「一街一食」(←勝手に始めた)、今回はイタリアはジェノバでパスタ・ジェノベーゼを探して歩きます。

朝の港で、犬の散歩をするマダム。南国なプリント柄がお似合いです。

港に並ぶクルーザーの数々。別世界観あります。

中でも帆船は夢がありますね。風に吹かれてどこまでも。

港沿いにて。ヤシの木が南国感を高めます。ここはパリじゃないんだなと←当たり前でしょ。

さて、港から坂を上がっていく形になりますが、お昼前にジェノバの街を歩いてみます。

レトロなレストランの看板。

路地裏にて。撮影していると、なぜか結婚式によく遭遇します。ともあれ、おめでとうございます!

噴水がある広場に出ました。旧市街の中心地のようです(←アテもなく歩いてる)。

アムステルダムなんかはだいぶ前からやっていましたが、最近よく見かける街ロゴ。思わず撮っちゃいますよね。ジェノバ!

よっと、、ナイスポーズ!黄色いワンピースに帽子が夏らしくていいですね。

広場の片隅では蚤の市も。犬がいると、ついシャッターを押してしまいます(←動物好き)。

木箱の数々。ヴィトンにシャネルまでありますが、何が入っていたんでしょう。ただステッカーを貼っただけか、、。

見上げる旧市街。海を連想させるような青い旗が、ひらひらと。

色と光、陰影に魅せられます。イタリアは壁の寂れ具合がなんとも言えず哀愁をプラスしていて、それもまた良し。

軽く旧市街を歩いて港に戻ってくると、揚げ物屋さんの屋台がありました。

イカの試食はイカが?と、お兄さん。喜んでいただきます、グラッツィエ。日本人としては揚げ物に弱いんですが、パスタが控えているので購入はまた次回でもイーカ?←言うと思った。

壁の装飾など見ながら、レストランへ向かいます。

聖書?を守る有翼のライオンというモチーフは、サンマルコ広場を始めいろいろな場所で見られます。ライオン=強者であり、ハリネズミとかじゃダメなんですね(ちょっと想像中)。

グーグルマップの検索で見つけた、老舗のオステリア。普通に歩いていたらまず見つけられない、港の路地にあります。ホームページによれば、その歴史は400年ほども遡ることができて、画家ファン・ダイクもジェノバに滞在していた際、ここを好んでいたと。ま、マジですか。

さすがに400年は昔過ぎですけど、現代も地元っ子に愛されるレストランなのは、入ればすぐにわかります。隣のテーブルでは、「パスタ食べたいワン」とねだっているピットブル?の女の子。ボスが誰かよくわかっているそうで、ママの言うことだけは聞くそうです。さすがマンマの国、イタリアですね(笑)。

ジェノベーゼのことは「ペスト」と言います。前菜メニューにありました。

お待たせしました。ラザニアに使う平たいパスタみたいな、マンディッリというパスタに和えられています。生まれて初めて本場のペスト・ジェノベーゼを食しましたが、余裕でお代わりいけます。ベジタリアンになれそうなくらい美味しいです。

にんにく、バジルと松の実にオリーブオイルを加え、つぶしながら混ぜ、塩とパルミジャーノを加えるというのが基本のレシピですが、もったりせずに軽く、香り高い。フランスのスーパーに売っているペーストは何なんだろう、、。パスタは常にトマトソースでしたが、ジェノベーゼも捨て難いですね。

ジェノバに来たら必ず立ち寄りたい、老舗レストランの一品をご紹介しました。次回もどうぞお楽しみに。

ヨーロッパ写真日和VOL.197『イタリアの港町、ジェノバで味わうパスタ・ジェノベーゼ』axesedit

関連キーワード

関連記事