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ヨーロッパ写真日和VOL.215『奇跡の泉、南仏はルルドを訪ねて』

こんにちは、吉田タイスケです。今回は南フランスはピレネー山脈ふもとにある、小さな町ルルドを訪ねてきました。

1858年2月11日、ルルド村に住む少女ベルナデッタは、川のほとりで薪を拾っている時に聖母マリアの出現を目の当たりにします。以後17回も聖母の出現に立ち会ったベルナデッタは、マリアの言葉に従って洞窟から湧き出る泉を見つけました。その水が多くの大病患者を癒したことから「奇跡の泉」と呼ばれ、今やルルドは年間600万人の観光客・巡礼者が訪れる町に。ホテルの部屋数ではパリに次いでフランス第2位(!)だそうです。

今も尽きることがない、ルルドの泉。この洞窟の向かい側に採水場があり、皆ペットボトルなどに聖水を入れて持ち帰っていました。

聖母の出現があった場所では、定期的にミサも行われています。

そんな「奇跡とホテルの町、ルルド」で宿泊したのがこちら。クラシックな内装のシャンブルドット(民宿)。

Villa L’Orante
https://www.villa-orante.fr/

部屋のテラスからは聖母教会も望めます。あいにくの天気&手前の駐車場が残念!

浴室が小さなチャペルだったそうで、アヴェ・マリアのロゴが入ったステンドグラスはそのままになっています。うむ、これは入浴で浄化されるはず、、←それはない。

階段にもステンドグラス。

朝食も美味しくてペットも宿泊OK。次回ルルドに来ることがあったら、またここに戻ってきたいと思います。

さて聖水を頂くだけではなく、もちろんお詣りもしていきましょう。まずはロザリオ教会へ。

青と金のモザイクが印象的な、教会内。

天井にある美しいドームは、薔薇に彩られた曼荼羅のようです。

こちらは教会の外に並ぶ彫刻のうちの一体。聖人だとは思うんですが、どなたか存じ上げません。いや、この鳩すごくないですか。最初、なぜ鳩が浮いているのか?としばらく見てしまいました(笑)。

教会はユニークな造りになっていて、ロザリオ教会のすぐ上に「無原罪のお宿り聖堂」と呼ばれる聖堂があります。こちらが先で、巡礼者が増えたことで下にさらに大きなスペースを持つ教会を建てたようです。

お宿り聖堂内部。

ステンドグラスには、ベルナデッタが聖母マリアの出現に立ち会った様子が描かれています。

そして、こちらの天井がまた可愛い。水色はルルドの聖母マリアを象徴する色です。

さて、南仏版お伊勢参り。教会だけでもアレなので、遠くに見える城塞博物館にも行ってきました。意外と近くて、15分も歩けば着いてしまいます。

Chateau Fort Lourdes

お城の博物館ではルルドのみならず、ピレネー地域の歴史、昔の暮らしが理解できる展示がされています。当時は犬を木製の車輪に入れて、回る力を利用して暖炉で何か料理をしたりとか、、。石油と電気をエネルギーとして転用できるようになった現代は、ほんとに便利な生活になりましたね(しみじみ)。

ピレネーにはこんな動物がいるよ、という剥製ルーム。壁にかけられた布といい、狭すぎてどこか微笑ましいですね。

お城からはルルドの町を一望できます。なかなか気持ちの良い場所。

また、なぜか18-19世紀のピレネー地域の家がミニチュア展示されていました。これがよくできてる。

この町では基本、皆平和と安寧を祈りに来ているので、穏やかオーラが流れている気がします。宿に戻ると、空は次第に晴れて山際は夕焼けに染まっていきました。マリアさま、どうぞ今年はたくさん仕事がきて、預金口座に奇跡がおきますように←水飲んでがんばってください。フランス最大の巡礼地、ルルドからお届けしました。次回もどうぞお楽しみに。

ヨーロッパ写真日和VOL.215『奇跡の泉、南仏はルルドを訪ねて』Takashi -タカシ-

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