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ヨーロッパ写真日和VOL.217『海辺の木漏れ日が美しい、アブダビのルーブル美術館へ』

こんにちは、吉田タイスケです。まだ世界がウイルスに席捲される前、某誌の撮影で中東はUAE、ドバイ・アブダビを訪ねてきました。写真は外観のみ撮影したシェイク・ザイード・グランドモスクです。ガイドさんの説明によれば、世界で最高の素材や技術を集めて建設されたと。他にも現在建設中ですが、アブダビ美術館はノーマンフォスターが、アートセンターはザハ・ハディドが、海洋博物館は安藤忠雄が、グッゲンハイムはフランク・ゲーリーが、、、と建築オールスターズがこの小さな国でプロジェクトを進めています。

オイルマネーと一言で言ってしまっては身も蓋もないのですが、ここには「人類が今作れる最高のものをアブダビに!」という勢いがあり、「もっといいものができる、まだ先に進める」というポジティブなエネルギーをそこに感じられて、何だか励まされます。

そしてこちらは、海上に浮かぶようなアブダビ・ルーブル美術館。ジャン・ヌーヴェル設計で2017年にオープンしました。チョコレートクッキーみたいな、レース状の蓋のような形をした屋根。館内に入ると、それが驚きの仕掛けになっています。

まるで、木漏れ日が落ちる白い教会です。このデザインは偶像崇拝が禁じられているイスラム教で発展した「幾何学模様」と、酷暑の太陽光を避けるためにベランダに設置された透し彫りがモチーフになっているという話を聞きました。「伝統」の延長線上にありながら、「自然」で「未来」を感じる新しいものになっている。これ自体がひとつの作品で、今まで行ったどの美術館の建築よりも印象深い体験でした。

時間と共に形を変える光。海のすぐ側で、森を歩いているような気持ちになります。

エジプトからギリシャ・ローマ、現代美術まで。本家ルーブル美術館のみならず、フランスの各美術館から貸与された作品がコンパクト且つ、ちょうど良いボリュームで並ぶ館内。変な例えかも知れませんが、「お得感」に溢れてます(笑)。

存在感のある彫刻。おそらく原初美術を集めた、パリのケ・ブランリー美術館からの作品ではないかと(駆け足で廻ったために推測ですいませぬ)。

フランスの画家、ダヴィッドが描いたナポレオン。本当はロバに乗っていたとか、だいぶ美化されているというエピソードがあります。昔も今も、スポンサーの意向には逆らえないということでしょうか、、。

テラスに張り出した屋根は、さながら宇宙船。

館内から海を眺められるのも、開放感があります。

食事や休憩は、テラスのレストランで。

なぜかバターチキンをいただきました。アブダビ料理と呼べるものを滞在中に食べていません(笑)。

後ろに見えるヤシの木に、南国感があるファサード。

入り口近くでは双子、もしくはアブダビ兄弟猫がお迎えしてくれました。最近猫を飼い始めて、すっかり猫派です。ともあれ死ぬ前に一度は訪ねたい、アブダビのルーブル美術館をご紹介しました。次回はドバイで滞在したホテルをご紹介します。どうぞお楽しみに。

ヨーロッパ写真日和VOL.217『海辺の木漏れ日が美しい、アブダビのルーブル美術館へ』Takashi -タカシ-

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