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ヨーロッパ写真日和VOL.50『ピラミッドとパリの夕暮れ時』

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こんにちは、吉田タイスケです。
先日、ある広告代理店からの依頼でルーブル美術館の照明を撮影してきました。パリの代名詞のひとつとも言えるピラミッドや美術館の中庭を、日本企業である東芝が担当していることを皆さんはご存知だったでしょうか。

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昨今話題になった決算どうこう関係なく、世界でも三本の指に入る美術館の照明を日本企業が手がけているという事実は、海外在住の邦人にとって誇らしく感じられます。

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誰もいない真夜中の中庭。問題があったからと言って、今まで東芝が積み重ねてきた業績がなくなるわけではありません。これまでどおり、海外でもがんばってほしいです!←まず、あなたががんばってねと言われそうですが…。

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というわけで、今回は8月のパリからお届けします。

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8月はバカンスの季節で、パリジェンヌよりも圧倒的に観光客の方が多く見受けられますが、どちらにしろ皆さん、日傘も差さなければ手袋もしていません。むしろ好んで肌を露出して、テラス席で日光浴を楽しむというのが、ヨーロッパの夏でしょうか。基本、肌が焼けようがシミが増えようが、「あるがままが美しい」というスタンスなんです(アンチエイジングなど、最近はその傾向も変わりつつありますが)。

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そんなあるがままのパリで夏の風物詩といえば、毎年ルーブル美術館隣のチュイルリー公園に設置される仮設遊園地もそのひとつ。

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観覧車に乗るなら、何と言っても夕暮れ時がお勧めです。
パリには高い建物が少ないので上から見おろす景色は貴重な上、この時だけ、夏にしか見られないという思いが夕焼けをより一層特別なものにしてくれます(たぶん)。

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二年ぶり、いや三年ぶりくらいに乗りましたが、観覧車はやっぱりいいですね。夏にしか見られない、止まらない、ほんの一瞬だけの景色が通り過ぎていくのが。

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基本遊園地にあるアトラクションは苦手(回るもの等)なので、観覧車以外に乗るものはありません。他は夜空に浮かぶ花火を眺めるつもりで、歩いています。日本には大きな遊園地が都心にいくつもあるので珍しくもないとは思いますが、夏にパリに来る機会があれば、ぜひ訪ねてみて下さい。
次回もおそらくパリからの更新です。どうぞお楽しみに!

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