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ニューヨーク・ニューヨークVOL.12『モダンなデザインの中に、18世紀イタリアがほのかに香るブランド、フルラ』

今回もニューヨークから、マディソンです。1990年に上陸以来、日本でも近年めきめき人気が出てきたフルラ。5番街のフラグシップは2015年秋にオープンしたばかりですが、友人宅のオリンピックタワーの一階に出店しています。今回はこのフルラを訪ねて、話題のデザインについて聞いてきました。

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5番街の51丁目はブランド街の中心で、毎年巨大クリスマスツリーの点灯が世界中で放映される、ロックフェラーセンターから1ブロックの場所にあります。

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18世紀のイタリアを核の部分に残しながら、店内はいたって現代的なデザインになっていて、特に高い天井と、見上げるようなディスプレイ用の棚に特に今を感じます。1927年にアルド・フルラネットによって、イタリアのボローニャ地方に発祥したブランド、フルラの初めてのショップは1955年に発祥の地ボローニャにオープンしたそうで、この店舗は今でも残っているそうです。

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フルラといえば、人気のバビロンですが、もちろんここには色とりどり揃えてあります。

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もう一つ人気のメトロポリスの中の、ミニメトロポリス、今年はフルラ90周年にあたるそうで、それを記念に特別なデザインが店内に飾られていて、それが今マンハッタンの街の話題になっています。

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人気のミニメトロポリス、今年は90周年とあって、20年代ならチャールストン、写真の30年代はジャズといった具合に、各年代をシンボリックに表すデザインになっているそうです。ちなみに60年代はビートルズ。
ミニメトロポリスはフラップスがボディから取り外しができ、ボディのみ、フラップスのみで自分の好みに合わせてカスタマイズできるようになっています。

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イタリアンというだけでなく、朗らかで楽しく、明るい色調、機能的、クラシカルな材質へのこだわりも大切にしているものの、フルラというとデザインが現代的なことがブランドの特徴だと言われています。
それからフルラというとバッグが有名ですが、実は靴もあるんですよ。値段は225~420㌦くらい。

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5番街という立地もあって、ここはニューヨーカーと観光客が半々に訪れるそうです。店内は女性用製品がほとんどだけれど、男性用の製品も少し置いています。オンラインの方は男性用のバッグパックなどが人気だとプレスのテレッサが言っていました。
オンライン販売自体は2007年ごろにスタートしたらしいんですが、一番フルラに傾倒しているのが、どうやらサンフランシスコ在住の人たちのようで、イタリアの気候や色彩の好みに、通じるところがあるのかもしれませんね。

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フルラが初めてバッグとアクセサリーのコレクションを発表したのは1980年代になってからだそうです。その後、フランス、イギリス、ドイツ、香港、アメリカなど販売拠点が広がって行って、2015年にはファッションのメッカ、ミラノの中心地に、パラッゾ・フルラをオープンしました。家族経営でありながら、イタリア的感覚を生かしたデザインで過去5年間の間に売り上げは2倍に拡大しているそうです。現在世界中のスタッフは1600人以上、その90%が女性で、100ヶ国もの国々の国籍に分かれ、平均年齢は36歳だそうですから、そうした女性たちの好みを本当によくわかっているデザインですね。

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如何でしたか。
1999年 にフルラが作った“フルラ・パー・ラルテ”賞は、現代アートの世界で最も高い評価の賞になっているそうです。イタリアの陽気ではつらつとした女性たちに愛されているブランド、その5番街フラグシップですが、このショップいかにもフラグシップ然とはしていません。ボローニアの人々の温かさ、細部へのこだわりがあちこちに表れていて、5番街なのに身近な心やすさもある。とても楽しいショップでした。
ではまた次回、ニューヨークでお会いしましょうね。

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ニューヨーク・ニューヨークVOL.12『モダンなデザインの中に、18世紀イタリアがほのかに香るブランド、フルラ』staff

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