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ニューヨーク・ニューヨークVOL.48『HERMES(エルメス)、スニーカーでポップアップ店をソーホーに』

こんにちは、マディソンです。
マンハッタンは、ニューヨーク・ファッションウィークも過ぎて、秋も深まってきました。これから、子供たちに大人気のハロウィン、日本のお正月を思わせるサンクスギビング、そしてクリスマスとイベントが毎月のようにやって来ます。11月末には、ロックフェラーセンターに巨大ツリーもやってきて、サンクスギビング後の水曜日に点灯されるので、この時期のマンハッタンは大賑わいなんです。

今回はダウンタウンのソーホー地区にやってきています。
一昨年ほど前まではニューヨーク、ブルックリン・ブームだったんですが、去年から人気地区は、ソーホーとミートパッキング地区とマンハッタンに戻ってきています。さらにはこれを東に広げたイーストビレッジ地区も面白いことになっています。
イーストビレッジはニューヨーク大学キャンパスにアジア人富裕層の学生が集中してきていることから、高価でおしゃれなアジアレストランが次々オープンしてきているんです。

一方、こちらソーホーからミートパッキング地区界隈では、オンラインで立ち上げた新進の西海岸ブランドがフラグシップをスタートさせていたり、ヨーロッパの高級ブランドが若返りを期待してポップアップするケースが後を絶ちません。
Dogという名のこのお店は、犬関連製品のおしゃれなお店ではなく、何とホッドドッグを売っていました。おしゃれすぎて外装からはわかりにくいんですね…。

イブ・サンローランの美容製品部門が、タウンハウスを一件借りて、ポップアップ美術館を期間限定でソーホーで行っています。発表と同時に予約サイトに人々が殺到、残念ながらチケットはとれませんでした。
それから、今回は時間が無くて立ち寄れませんでしたが、美容メーカ―で言うとメイベリンも、10月一杯この近くで、やはり期間限定のカラー美術館を開いています。

エルメスに近づいてきました。ソーホーにはパタゴニアも出店しているようですね。
西海岸ブランドのパタゴニアは、14歳でクライミングをはじめたイヴォン・シェナードがクライミング用のギアを作ったことに端を発しています。星の王子様でしられるサンテグジュベリのデザイン美学に傾倒した彼は、1960年代のアウトドアスポーツ用の服装にデザイン性が無いことに気づき、スコットランド製の公式ラグビーシャツをクライミング用に着ることを提唱しました。その後、ブランド名をパタゴニアとして、自社でアウトドア用ウエアの制作をスタートしましたが、かなり高価格にもかかわらず、アメリカのティーンには大人気ブランドです。

さて、いよいよエルメスです。
今回のポップアップはストリート系のスニーカーなど靴専門で、7月半ばから6ヶ月の期間限定ですので、年内にニューヨークを訪れることがあったら、是非行ってみてくださいね。

さすがハイブランド、エルメス。ストリート系とはいいながら、内装は格調高いです。
高い天井と1250スクェアフィートの広さで、ゆったりした空間に、並ぶ靴は150ヶ。元々エルメスのジュエリーを手掛けていたピェール・アルディは1990年、同社のシューズ・デザイナーに就任しました。以来、キツネの皮を使ったスニーカーや、ウィンクした目をデザインしたブルーの子牛皮のサンダルなど、次々話題を集めてきています。

このポップアップ店には、3年間の月日をかけてデザインしたピェールのハイブランドのスニーカーが並んでいて、中でも特に今回、ソーホー特別店ということで、アメリカ国旗をモチーフにしたペガサスの、男性女性用スニーカーが発表されているんです。
彼の靴デザイナー就任以来、エルメスは従来のお得意顧客から、大幅に若者層に人気を広げることに成功しました。

奥にインスタ映えするスペースも設けられていて、ストリート系ファッションを意識したスニーカーデザインばかりでなく、ここでも若者にアピールしているようですね。

国連行事で交通渋滞なので、地下鉄でミッドダウンに戻ってきました。

5番街フラグシップのロクシタンも、そういえば内装を一新したと聞いています。自転車が見えますが、この自転車をこいでみると、その背景には、ロクシタン発祥の地、フランスはプロバンス地方の映像が流れるそうです。あたかもフランスの田舎を自転車で散策しているような気持ちになれますね。
新宿にかなりの広さの旗艦店をオープンして、日本でも話題になっているロクシタンですが、この5番街ニューヨークフラグシップ店では、バーチャルリアリティー体験ができ、大西洋を飛んでバルーン飛行体験後にプロバンス地方に到着すると、ロクシタン製品で手のマッサージが受けられる、そんなバーチャルリアイティ体験ができるそうです。次々進化するテクノロジーを取り入れて、ブランドも小売店を進化させたり、ポップアップさせたりと、創意工夫を凝らして消費者を引き付け続けなくてはならないということなのでしょう。
さて、如何でしたか。またニューヨークでお会いしましょうね。

ニューヨーク・ニューヨークVOL.48『HERMES(エルメス)、スニーカーでポップアップ店をソーホーに』staff

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