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『コーチ5番街フラグ、今年のクリスマス一押しは』ニューヨーク・ニューヨークVOL.73

今日は、マディソンです。
 
11月も半ば、マンハッタンにクリスマスシーズンが近づいてきています。今日は2週間前に内装リニューアルしたばかりで、クリスマスの飾りつけも新しい5番街のコーチフラグ店におじゃましてきました。



店内に入ると、サインと一緒にまず目につくのが人気のタビー。

ショルダーと、もちろんクロスボディの両方でかけられて、しかもこのクリスマス一押しが、好きなバックルや飾りでカスタムして、自分だけのデザインを楽しもうというアイデアなんです。2階にあるファクトリーで行えるので、バッグのデザインを考えて5番街をショッピングした後にピックアップに来られるという便利さが人気です。

この5番街フラグで通常タビー・バッグは350㌦くらいからありますが、50㌦プラスで自分だけのバッグがカスタムできるんですよ。

さっきの真ん中のタビーもそうでしたが、このフワフワのフェイクファー・ジャケット可愛いと思いませんか。実はコーチ、2019年秋のコレクション以降、本物の皮は使わない宣言としているんです。

最近イギリスのメーガン妃が子供部屋をヴィーガン塗料にしたことが、ネットニュースをにぎわせました。アメリカの統計で24歳から35歳までの4分の1の人たちが、ベジタリアンか、それ以上に厳格なヴィーガンであるとも発表されています。いまや、動物愛護や環境に対する配慮は世界の常識となりつつあり、エシカルでサスティナブルであることはファッション業界でもとても大切なムーヴメントなんです。

フェイクファーのお隣には、今年流行りの赤のタータンチェックのジャケットにロングブーツ。実は2週間前の今期の内装リニューアルまで、この5番街コーチ、2階はカスタムファクトリーとメンズフロアーだったんです。

今回からウイメンズ・フロアーになったので、女性客にはとても便利になりました。確かに女性の方がカスタムを楽しむ割合が多いので、一階で買ったバッグを2階でカスタム仕様にしてもらっているあいだ、同じフロア―で服や靴も選べて便利ですよね。

今年はレオパード柄も大人気で、マンハッタンではたくさんの女性が何処かに取り入れているのを目にします。もう一つの人気はパイソン柄で、ハイヒールはもちろんバッグの取っ手部分にも使われているのをよく目にします。

気になったバッグがタビーの他にもたくさんあったので、1階のバッグ売り場に戻ります。

エレベーターも使えますが、サステイナブルを意識して階段で降りますね(笑)エンパイアステイトのポスターが壁一面に張ってあって、こんなところにも5番街フラグ的世界があふれています。階段を降りるのも楽しくなりますね。

仕事柄、書類もたくさん入れるので、私の場合ラージトートがお気に入りです。今使っているのはブラックなんですが、ピンクも可愛いですね。

冬になって、コーチ・マスコットのレクシーもスキーを楽しんでいるようです。お隣のホワイトのラージ・トート、チャームのチェーンも素敵ですが、その隣の金のC、これが新しいCロゴだそうです。ラージ・トートはここでは395㌦からあります。

このパーカーのフェミニンなふち飾り、クリスマスパーティにピッタリな華やかさですよね。

ヴィンテージのスタイルを、カラーを変えて復活させた、こちらのバッグも素敵です。

前回の内装の折からあるそうなんですが、一階奥のエレベーターの隣に、スカーフ・コーナーがあります。上のスクリーンに触れると、いろんなスタイルのスカーフの結び方を教えてくれるんです。

スカーフって、いつもは一つか二つ程度しか結び方を知らないので、これはとても便利ですよ。結び方ひとつでファッションのステイトメントも、ムードもぐっと変わりますから。

お財布も楽しいです。レクシーはスキーだけでなく、どうやらソリも得意で、クリスマス・プレゼントを運んできてくれるようですね、サンタクロースのように。

ということでレクシーの隣にいるのが、今回解説してくれた5番街フラグシップ店長のレスリーです。クリスマスは一番忙しい時期なんですが、お時間をとっての詳しい説明有難うございました。

クリスマス・デコの楽しい5番街コーチ如何でしたか。ではまた、ニューヨークでお会いしましょうね。

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