暑さが本格化するこの季節、服選びでは「涼しさ」と「抜け感」がキーワードに。そんな夏の着こなしにすっとなじみ、色で頑張らなくても雰囲気を醸し出せるのが“ベージュ”の小物です。特に靴やバッグのような脇役アイテムで取り入れると、いつもの服もどこか新鮮に映るから不思議。
今回は、ベージュ小物と相性の良いカラーの組み合わせ方と、大人にちょうどいい３つのブランドをご紹介します。
■夏に人気の「ベージュ」、相性抜群のカラーは？
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ベージュを取り入れたいけど、何色と合わせたらセンスよく見える？そんな悩みを持つ人にこそ知ってほしいのが、ベージュが引き立つ配色のコツ。定番色から少し意外な組み合わせまで、おすすめの3つの配色をご紹介します。
ベージュ×ホワイト
ベージュと白は、きれいめにもカジュアルにも振れる使いやすいコンビ。特に夏場は、白Tやシャツなど軽い素材のアイテムと合わせると、見た目も涼しげで、全体にクリーンな雰囲気が出ます。足元やバッグをベージュにすることで、白の強さを少しやわらげてくれます。
ベージュ×ブルー
淡いベージュにブルーを合わせると、肌なじみのよさと清涼感が両立。特にデニムや薄めのブルーシャツなど、普段の定番アイテムと合わせると、きちんと感が出すぎず、ほどよくラフに仕上がります。濃いインディゴよりは、淡色ブルーのほうがバランスよくまとまります。
ベージュ×グリーン
グリーンの中でも、カーキやオリーブのような少しくすんだトーンは、ベージュと並ぶと落ち着いた雰囲気に。あえて色の主張を抑えることで、季節感のある「ちょっと気の利いた」コーデに仕上がります。全体をトーンで揃えると、服選びに時間をかけなくてもまとまりやすい配色です。
■上品ニュアンスは、小物で作る。主役級ベージュ小物
洋服ではベーシックにまとまりがちな夏コーデも、小物の選び方次第でぐっと印象が変わります。大人っぽく見せたいとき、きちんと感を出したいときに頼れるのが、肌なじみの良いベージュ小物です。ここでは「見た目と機能性」どちらも妥協したくない人におすすめのブランドをピックアップしました。
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ニューヨーク発のトリーバーチは、クラシックとトレンドの“ちょうどいい真ん中”を突くバランス感覚が魅力。プレッピーな雰囲気を残しながらも、どこか抜け感があり、気取らずに持てるラグジュアリーとして大人の女性たちに支持されています。
そんなブランドが手がけるベージュ小物は、ほどよく力が抜けた佇まいが魅力。あれこれ考えずに手に取れる安心感と、ちゃんと“今”を感じさせてくれるデザインの掛け算が日常にしっくりなじみます。
バッグは見た目以上に整理上手。内外に配されたポケットが、持ち物をスマートに整えてくれます。メタルパーツのロゴがほどよいアクセントになったフラットシューズは、長時間のお出かけも気負わず履ける一足。足元に安心感があると、自然と気持ちまで軽くなります。
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イタリアを代表する老舗ブランド・フェラガモ。その真髄は、創業以来一貫して受け継がれてきた職人技と、控えめでありながら確かな存在感を放つエレガンスにあります。華美なデザインに頼らず、ふとした瞬間に目を引く上品さこそが、成熟した感性を持つ大人の女性の心を捉えます。
ベージュの小物にもその哲学は色濃く反映されており、色のもつ柔らかな印象に、造形や素材の静かな美しさが調和。どんなスタイルにもすっと溶け込みながら、洗練されたアクセントを加えてくれる逸品です。
近くまでの外出にも頼れるサイズ感のバッグは、ほどよいマチで見た目以上に収納力あり。ブランドのアイコンでもあるヴァラリボンをあしらったシューズは、スカートやワンピースで品よくまとめても、デニムでラフに外してもサマになります。
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イタリア・プーリア地方で生まれたカルボッティは、熟練の職人によるハンドメイドと、丁寧なレザー使いで注目を集めるブランド。奇をてらわず、上質な素材と端正なデザインにこだわる姿勢が「本当にいいものを見極めたい」大人女性からの信頼を得ています。
ベージュの小物は、そんなブランドの真面目さと潔さがにじむ逸品。どこか凛とした空気をまとっていて、肩ひじ張らないのに、所作まで美しく見せてくれるような不思議な存在感があります。
中央には立体感のあるメタルパーツがきらめき、ラグジュアリーなアクセントをプラス。ショルダーベルトは取り外しができるため、気分やスタイリングに合わせてハンドバッグとしても使える仕様です。
■いつもの服に「変化」をくれる、ベージュ小物たち
トレンドに左右されにくく、色合わせの幅も広いベージュの小物は、毎日のコーデに変化をくれる心強い存在です。派手さよりも“ちょうどいい存在感”を重視したい大人の女性にこそおすすめ。白・ブルー・グリーンなど手持ちのカラーと合わせて、肩の力を抜いたおしゃれを楽しんでみてはいかがでしょうか。
