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グローバルに活躍する日本人女性のカリスマ/Keiko Ono Aoki(青木恵子)さんインタビュー

Keiko Ono Aoki(青木恵子)さんはベニハナ・オヴ・トーキョーのCEO職を、創業者でご主人の故ロッキー青木氏から引き継がれている。そんなグローバルに展開するレストランチェーンのCEOとして世界中を飛び回る一方、ニューヨーク社交界でもっとも活躍されている日本人女性としても知られています。

“ノーブランド・ジャパニーズ”や“基本は誰も教えてくれない、日本人のための世界のビジネスルール”などのビジネス書も出筆されている恵子さんに、今回お話しお伺いしました。

■ブランドはブレがなく、タイムレスな存在。

―恵子さんはブランドという言葉から何を連想されますか。
ブランドって、ブレないもの、という印象がありますね。しかもタイムレスだと思います。

例えばこの、愛用しているHERMES(エルメス)のバッグの場合、それ自体のブレないスタイルがはっきりしているからこそ、ビジネスでも、お出かけでもどちらでも使えるんですね。ミーティングの合間のランチ、あるいはディナーのお誘いがあったとき、決してビジネスライクにカリカリ見えないのがとっても良いと思っています。

―初めてのブランドはLOUIS VUITTON(ルイヴィトン)だと言われていましたが…
19歳のときに、LOUIS VUITTON(ルイヴィトン)の巾着型のバッグを初めて自分で買いました。それがハイ・ブランドとの出会いですね。30歳の時にやはりLOUIS VUITTON(ルイヴィトン)のスーツケースを購入しまして、当時の価格は2700㌦だったと思います。

自分には荷が重いかな、どうかな、とためらいながら購入したので、はっきり覚えているんです。ただ使ってみると本当に丈夫で、しかも四角く区切られているので、中の収納もきちんと考えて作られていて心からファンになりました。以来10年ごとに40代、50代と買い換えましたが、3つで百万マイル以上の旅をしましたよ。

■ニューヨークの”トータルファッション”への意識

―ニューヨーク社交界で一番有名な日本女性とデヴィ夫人もテレビで言われていましたね
ええ5番街に住んでいますから、日本の著名な方たちが知人を通じて興味津々でたくさん会いに来られます。全米をカバーしているサクラ・ラジオで“NY5番街トーク”という番組を春から毎週やっていまして、お友達のデヴィ夫人にもこの間ご出演頂きました。

丁度マンハッタンでイブラ財団による音楽祭があったので、それにご出席されるために来られていたようです。デヴィ夫人は今は日本に拠点を移されていますが、それでも度々ニューヨークに来られて、社交界のパーティではよくお目にかかるんですよ。

グローバルに社交界で活躍されているデヴィ夫人は別格ですが、ニューヨークのセレブの方たちと日本の方たちが違うと感じるのは、ニューヨークの方たちの方が、トータルファッションを強く意識されているということですね。
髪の色、目の色、肌の色に、ヘアスタイルやメークアップ、アクセサリーやバッグや服、それに靴とトータルにマッチさせての主張があるんですね。

最近ではリアリティ番組の影響で、“カーダシアン家”の女性たちを真似しているファッションが若い人たちの間で確かに多いんですが、真似をしても自分とは違うタイプの人の場合、それで魅力的になるとは思えません。

私は自身の長所と短所を知ることがとても大切だと思っています。そのうえで短所を隠すよりは、長所を大いにアピールしていく姿勢、ニューヨーク社交界では、この姿勢が強調されていると思います。

―恵子さん流でファッション的に気を付けられていることってございますか
例えば私の場合、ベニハナのCEOということを覚えて頂くために、必ずベニハナを連想させる赤を身に着けています。ドレスのこともありますが、ハイヒールだったり、イヤリングだったり。
例えばパーティでお会いした方が、後で真っ赤な花とか、車でも、真っ赤な何かを見た時に、自然と私のこと、それからベニハナを想い出して頂ければ、決して押し付けでない、自然なPRになりますから。

好きな色、ラッキーカラーなどで皆さんも自然なPRされるといいと思いますよ。フレグランスでは残り香といいますが、残り残像とでもいいますか、そこにいなくても連想されるカラーがあるとセルフ・ブランディングには最適だと思います。

―最近、気になられているブランドなどは?
5番街から愛犬2匹の散歩にセントラルパークに向かう道すがら、ハイブランドのショーウインドーの前を毎日通ります。そうそう、私最近インスタにはまっていて、気になったディスプレイを頻繁にあげたりしているんですよ。日本の方から参考になりましたっていう返事を頂いたりすると、余計やる気が出てご紹介しよう、と頑張っています。

実は昔からウィンドー・ショッピングではRALPH LAUREN(ラルフ・ローレン)のスタイルがとても好きなんです。ただ、あのスタイルはやっぱり身長が高くて肩幅もあるような、しっかりした体形でないと着こなせない気がして、見てるだけなんですが(笑)
今一番気になっているブランドはFENDI(フェンディ)。イタリアブランドって、全体的に遊び心があふれている気がして、そんなところが好きなんですね。

―ありがとうございました。

ビジネス・キャリアとしてのスクエアさと、社交界での魅力的なドレスアップを使い分けるシャープさ。インスタにはまり、ラジオで女性たちに呼びかけるなどエネルギーにも溢れられています。さすが5番街から世界を飛び回るジェットセッターの恵子さん、パワフルなインタビュー、有難うございました。

Keiko Ono Aoki(青木恵子)
ベニハナ・オヴ・トーキョーCEO。東京都産まれ。ハワイ大学卒業後、1988年ニューヨークへ渡り“ワンダーブラ”の日本における大ヒットを手掛ける。1989年(株)アルテッセを設立。これを機にニューヨーク5番街のオリンピックタワーにオフィスを構え、マンハッタンを拠点に活動。ワールドワイドな人脈を活かしたユニークで世界を股にかけたコンサルティングには定評があり、米最大手ホテルグループの日本進出やスペイン政府の支援など、インターナショナルなコンサルティングビジネスを成功させる。ハーバード大学ビジネススクールのオーナー・プレジデント・マネージメント・プログラム修了。現在はロンドンを中心としたヨーロッパ、タイを中心としたアジア、ドバイを中心とした中東他、ハワイ、インド、オーストラリア、カナダ、メキシコなどで“ベニハナ・オヴ・トーキョー”の世界展開を積極的に行い、創業者ロッキー青木亡き後、130%の増収を達成している。

・Keiko Ono Aokiインスタ
https://www.instagram.com/keikoonoaoki/

・サクラ・ラジオ “NY5番街トーク”
http://www.sakuraradio.com/arc_fifthav_1.html

インタビュアー/マサミ・リーバーマン

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