こんにちは、吉田タイスケです。引き続き、南仏はコートダジュールから。今回はサントロペ対岸に位置する、サントマキシムという小さな町からお届けします。
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バカンス客目当てのレストラン(しかも、パリと同じくらい高い)が並ぶ以外は、特にこれといって見所のない町、、←オイ。
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自分が到着したのは夕方だったのですが、人の気配もほとんどなく、シンとしていました。20世紀初頭、サントロペが上流社会で人気のあるリゾート地になる以前、ここサント・マキシムや隣のサン・ラファエルの方が人気があったとは、とても思えない、、。
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それが一夜明けると、まるで別の町になったような賑わい。
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その日は教会で二組の結婚式があるらしく、華やかな装いの人たちで溢れていました。人(しかも正装)がいるだけで、こんなにも町の空気が変わってしまうのかと、驚きです。
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静かだった教会にも活気が、、。
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しかも、美しすぎる花嫁。ちなみに隣はお父様です、念のため。
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急に株を上げたサント・マキシムですが、続いて町の一角をご紹介。泊まったホテルの向かいで見かけた、ブーゲンビリア咲く中庭。
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唯一(?)古い町並みが残る、教会の周辺。
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街角に置かれた、オリーブの樹。南っぽいですね。
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そしてもうひとつ、決定的にサント・マキシム=いい町という印象を残したのは、噴水のある広場に面した肉屋兼惣菜屋でした。
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肉だけではなく、サラダからメインディッシュまで置いてあるので、滞在中、テイクアウトしてはホテルのベランダで海を見ながらピクニック(?)してました。
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カポナータ。シチリア版とはちょっと違いますが、野菜が生き生きしていて、美味しい。旅行中は、こういう野菜料理がなかなか食べられないので有難いですね。
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3日も通えば、すっかり仲良し。日本びいきも相まって、たくさんおまけしてくれました。創業1959年。またここのお惣菜を食べたいというお店が一軒でもあれば、その町が好きになるから不思議なものです。
Boucherie Pouzadoux Carole
4 Place du Marche, 83210 Sainte-Maxime, France
ほか、今回泊まったホテルには電子レンジがなかったので、なぜか近くのジェラート屋さんに頼んで温めてもらったり。現地の人との交流が少しでもあると、町の印象は全く違ったものになりますね。
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もちろん、紺碧に透き通る海を見ながら読書するだけでも、ここに来る価値がありますが。
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ちなみに、歩いて30分ほどのところにイワシ突端(?)と名がつく場所(画面上部)があって、古代ローマ時代は海で採った魚をそこに保管していたのだとか。炎天下を歩いたものの、遺跡がどこにあるのかまではわかりませんでした←下調べとかしない人。今から2000年以上前、やはり人々は海水浴を楽しんでいたのでしょうか。いつまでも変わらぬのは、美しき海だけ、、しみじみ。南仏コートダジュールは、サント・マキシムからお伝えしました。次回はイタリア・シチリア島へと移動する予定です。どうぞお楽しみに。