ライフスタイルにプラスになる、ファッショナブルな情報を発信。-abox-

2,299

ヨーロッパ写真日和VOL.124『世界遺産ポルトの夕焼けと、川沿いのレストラン』

こんにちは、吉田タイスケです。空が茜色に染まる時間帯、皆が何を見ているかというと、、、

124_003

ポルトガルは港町、世界遺産にも指定されているポルト歴史地区の夕焼けです。エッフェル塔を設計したギュスターブ・エッフェルの弟子、テオフィロ・セイリグが設計を担当したドン・ルイス1世橋を旧市街中心部から渡ってくると、この夕暮れを見下ろす場所に出られます。そうか、弟子だったのか、、今調べるまで、エッフェルが作った橋だと思ってました←勘違い。

124_002

ドウロ川を見下ろす、橋の袂にあるカフェから。皆、勝手に手すり部分というんでしょうか、壁の縁に上っています。日本だったら怒られそうですが、、。ポルトガルゆるい!そういうところがいいんですけど。誰かが落ちても(←オイ)、店の責任がーとか、たぶんなりません。

124_004

場面は突然変わって、ポルトガル王国初代国王アフォンソ1世がこの地で誕生していることから、「ポルトガル発祥の地」(壁にそう書いてあります)と呼ばれるギマランイスから。この街の旧市街も、やはり世界遺産に指定されています。

124_005

アズレージョ(ポルトガル建築に特徴的な、装飾タイル)が美しい窓辺。

124_006

実はこのポルトガル、撮影でヴィーニョ・ヴェルデ(緑のワインという意)と呼ばれるワインの産地を巡ったのですが、ヨーロッパ写真日和ではその合間、フリーの時間に撮った写真をお届けしています。このギマランイスでは、自由時間30分だけ(!)。適当に歩いていたのですが、青いアズレージョに惹かれてその横にある教会を覗いてみました。

124_007

15世紀に建てられた、サンフランチェスコ教会。祭壇横のアズレージョにため息。

http://www.monnuage.fr/point-d-interet/eglise-de-san-francisco-a77105

124_008

迷路のような旧市街も、少し探索。この日は夏至のお祭りのために街中が準備に追われていました。世界中、どこでも恒例の夏祭りといった感じです。

124_009

ポルトに来た時は、足を伸ばしたいギマランイス。旧市街で迷子になりたいです。

124_010

さらに北に移動して、ポンテ・デ・リマはリマ川沿いのレストランに行きましょう。歴史あるアズレージョの美しい教会と同じくらい(?)、印象に残ったのがこちらのレストラン。

Acude
http://www.restauranteacude.com

124_011

もちろん、最初から最後までポルトガルワイン。

124_012

窓からは川のパノラマが眺められ、船上を意識するような木の造りになっています。

124_013

ロゼワインとタラコ。魚介をたくさん食べるポルトガル料理は、日本人の口に合います。カステラ、ジョウロ、ボタン、コップ、カルタ、テンプラ、パン、、、日本語になっているポルトガル語はたくさんありますが、その交流史に象徴されるようになんだか馴染むんですね、ポルトガル。楽にいられるというか。

124_014

チュルボ(巨大なヒラメ)とスズキのグリル。オリーブオイルとレモンで。毎日食べたい。

124_015

ポルトガル版クレーム・ブリュレ=レイテ・クレーム。フランスのより、こっちの方が美味しい、、、。濃く、なめらかです。

124_016

レストラン再訪を心に誓いつつ、食後はリマ川を眺めながらお散歩。カヌーで遊ぶもよし。

124_017

飛び込むもよし、です。

124_018

街の名前の由来にもなっているのが、ローマ時代から残る橋。オリジナルのものは1世紀に作られたとか。

124_019

毎回言っているような気がしますが、いつかゆっくり来たいです。夕暮れから川沿いレストランまで、癒されるポルトガルからお届けしました。次回もどうぞお楽しみに。

ヨーロッパ写真日和VOL.124『世界遺産ポルトの夕焼けと、川沿いのレストラン』staff

関連キーワード

関連記事