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『パリコレ2022S/Sファッションスナップ、ミュウミュウのショー会場前から』ヨーロッパ写真日和VOL.270

こんにちは、吉田タイスケです。紅葉のパリ、前回に引き続きパリ・プレタポルテ・コレクションのショー会場前からファッションスナップをお届けいたします。今回はミュウミュウの会場となったイエナ宮殿前から。

1937年のパリ万博に合わせて建設されたアール・デコ様式の建物で、現在は様々な催し物に利用されています。

さて、多くの人で賑わう会場前から。こちらは艶めくスパンコールを交えたドレスにニット帽。今季の秋冬コレクションからですね。

ミュウミュウといえば、斬新、遊び心、アヴァンギャルド且つ官能的というキーワードがすぐに浮かびます。こちらはオーバーサイズのアウターで「ちぐはぐ」に。

相変わらず有名人には疎いのですが、雪の結晶が形になったようなスカートを身につけているこちらの方は、ギャラリーからサインを求められていました。

全身に星がちりばめられたワンピース。

華奢なスタイルに見えて、全体に鋲が配され肩紐にもコーンスパイクと、実はハードなギャップがあるワンピース。

エレガントなスパンコールドレスですが裾はフリンジ、バッグは可愛いガマ口というバランスがミュウミュウらしいです。

どこか「少女」を思わせるようなスタイルも、今回のゲストに多く見られました。

こちらはまるでセーラー服にカーディガン。日本の影響でしょうか、、。

こちらはフリルに白の丸襟がクラシックな印象のワンピースで、お嬢様風(イメージ)。つま先の白が、襟元と呼応しています。

こちらもどこか制服感があります。男物?と思えるオーバーサイズのジャケットがユニークです。

ギャラリーから一際人気を集めていた、ツインテール女子。おそらく有名人の方だと思われるのですが、、(←疎い)。

スポーティなトップスにハイヒール。ミュウミュウらしさはアンバランスと見抜きました←えーと、誰ですか。

こちらは細かいプリーツが入ったチュールスカートが、シックな印象。

ミニマムなトップスに、インパクトありすぎるサイズのボトム。ミュウミュウではこのバランスのさじ加減が、着こなす側にも要求されているように思えてきます。

こちらも定番中の定番なハードブーツ。フェミニンなトップスに合わせるだけで、もうミュウミュウです←表現。

こちらはリボンで可愛らしさを演出しながらも、官能的なカッティングでバランスを。

再びセーラー服です。これも子供っぽさと大人っぽさのミックスでしょうか。身近なモチーフすぎて、正直ちょっとわかりません←オイ。

こちらは素材感とナチュラルトーンでシックにまとめている中で、、

もふもふブーツ!まるで熊の足のようですが、これもアンバランスなバランスということで。

赤のキルティング生地のセットアップ、ミニスカートにはやはり定番ブーツです。

こちらは別コーディネイト、定番ブーツの足元だけに寄ってみました。

こちらも今年の秋冬コレクションからのコーディネイト。差し色ニットが可愛らしいですね。

ポーズも上下モーヴカラーも若々しい、こちらの女子はギャラリーから熱狂的な声援を受けていました。サインも多くせがまれていたのですが、どなたでしょう、、←でました。

前半にご紹介した方と同じ、シンプルだけど一部ハードなワンピース。足元は厚底スニーカーでバランスを崩します。

ミュウミュウルックの提案はオーバーサイズなものも多いんですが、それがどこか子供っぽさ、あどけなさに通じているように思います。インナーは大人っぽく、アウターはオーバーなイメージでアンバランスにしやすいのかなと。

さて、ショーが終わってゲストをお迎えのドライバーさんたち。赤い傘はわかりやすいですね。

2021秋冬コレクションのニット。山ガール、森ガール、雪ガールかわかりませんが、ピン留めしたヘアスタイルといい日本ウケしそうな可愛さです。

先ほどの差し色グリーンニットのコーディネイト。さまざまな素材の組み合わせがミュウミュウっぽいです。前回コレクションでミウッチャ・プラダが言ったように、アヴァンギャルドやアンバランスに込められているものは「勇気」。招待ゲストの人たちは、ミュウミュウの洋服からエネルギーを受け取っているように思えました。ファッションはひとつのスタイル、メッセージというわけで、パリコレ・ファッションスナップでした。次回の更新もどうぞお楽しみに。

『パリコレ2022S/Sファッションスナップ、ミュウミュウのショー会場前から』ヨーロッパ写真日和VOL.270Takashi -タカシ-

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