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『マンハッタンに、シトロビア出現!』ニューヨーク・ニューヨークVOL.116

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今日は、マディソンです。

ディズニーランドではありません。もちろんマンハッタンからです。こちらはマンハッタンの新名所シトロビアなんです。




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5番街のセントラルパーク南端辺りで、早朝ミーティングを終えました。

59丁目のアップル・ショップは表がガラス張りで、人口公園の真ん中に立っている、不思議な建物です。新しいアイフォンが発表されるたびに、この辺りは凄い人込みになり、長蛇の列ができてしまいます。

ガラス張りの入り口から中に階段やエレベーターで下がり、ショップにたどり着く仕組みですが、エレベーターもハイテックなら、この人工公園自体もハイテックですね。


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アップルの裏、人工公園の奥にひっそりとディオールのショップがあります。実はこの店舗、2年間限定のポップアップなんです。2階建てで、6,480スクエアフィート(602平方メートル)もの広さがあるんですが、パリのシャンゼリゼにあるフラグショップをモチーフにしていると聞きました。

実はディオールのマンハッタン・フラグシップは57丁目のいわゆるブランド通り、その通りの5番街とマディソン街の間にあるんですが、拡張する予定でただ今内装中、一階しか開けていないそうです。ですので、内装を完全にできるまで、必ず遅れるという悪名高いマンハッタンの建築事情を考えて、ここ59丁目で2年間のポップアップもオープンしているということなんでしょう。

このポップアップ・ショップでは、人気のABCディオール(ABCDior)というカスタマイズサービスもできるそうですし、何といってもマンハッタンでシャンゼリゼ体験ができる貴重な店舗なので、近々ニューヨークを訪れるようでしたら、是非お訪ねくださいね。


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実は5番街59丁目から51丁目のロックフェラーセンター辺りまでを“ミリオネア通り”と呼んで、ハイファッションの中でも最も高額な品々が販売されているんですね。いつもパリのシャンゼリゼ通りや東京の銀座と並んで比べられています。ですから、59丁目のディオールのポップアップ・ショップが、シャンゼリゼ通りのフラグをモチーフにしたのは、もちろん偶然ではないんですね。

この辺りにはティファニーもありますし、もちろんルイヴィトンも出ています。面白いのはアメリカの調査会社がヴィトンのバッグをどこで買うのがお得か調べたそうで、スピーディ30というバッグの場合、ここニューヨーク店なら970ドル(106,496円)、パリなら850ドル(93,322円)するそうなんですが、ロンドンだと802ドル(88,051円)で、つまりロンドンで買うのが一番お得らしいんです。


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グッチのディスプレイはプールサイドにたたずむサマードレスのマネキン。夏らしく、とっても涼し気で斬新です。

このトランプタワー内ショップは、去年の大統領選挙の頃、それから遡ること4年前の大統領選挙の時にもバリケードがはられていて迷惑も被ったものの、といって一方でPRにもなったのではないでしょうか。

マンハッタンのショーウィンドで、近年ここまで注目を集め続けたブランドというと、他ではヴィトンと同じ世界ブランドLMVH傘下に入ったティファニーぐらいで、共に5番街トランプタワーの一階に並んでいます。

今年の冬にはグッチ3代目暗殺の映画“House of Gucci”がリリースされるそうで、暗殺を依頼した3代目の元妻をレディーガガが演じることで話題になっています。7月30日に予告編がリリースされているので、YouTubeでご確認ください。

3代目と元妻が新婚時代に過ごした街としてマンハッタンも出てきますし、レディーガガも魅力的ですが、ハイファッションブランドのストーリーということで、予告編だけでもかなりワクワクしますよ。


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マンハッタンには、交通渋滞も戻ってきています。4月頃までは、少しずつ交通量が増えてきてるかな…程度だったんですが、5月末の戦勝記念日頃には例年通り道路はひどく混んできていて、特にクロスタウンといって東西に向かうのに時間がかかるようになってきていました。


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着きました、シトロビア。

9番街の31丁目と33丁目の間にあって、3万スクェアフィート(2,787平方メートル)という広さです。レモンのフレグランスが散布されているようで、ほんのりレモンの香りもしてきます。周りは建築中なのに、スッキリとさわやかな場所が広がっていて、休憩所にはもってこいですね。


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人口レモンの木は何と3,800本!オブジェだけでも700ヶという壮大なスケール。

レモンの香りは、ニューヨークを拠点としている香水工房“12・29”作だそうです。この工房を立ち上げたのが、双子の美人姉妹なので街の話題になっています。スタイリッシュな二人は、香りのパワーに魅せられていて、香りを使ったブランディングというポジションを築きました。

彼女たちいわく、“世界最大のホテルチェーンのマリアットの高級ホテルJWマリアットのロビーに足を踏み入れると、それがニューヨークでもドバイでも同じ香りに出迎えられるでしょう?確かなサービスの安堵感が、香りと結びついているのよ”と。

世界的な嗅覚の専門家で、レディ―ガガ、アメックス、ヴァレンティノ、ナイキ、キャデラック…などなどのブランドのフレグランスに携わったドーン・ゴールドワームいわく、“恐怖のにおいをかぎ分けることができる”そうです。恐怖にはその香りがあるということらしいんですが、具体的には恐怖を感じている人が出している汗の匂いのことなんでしょうか…。何ともミステリアスなフレーズですね。


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北米大陸の東側を繋いでいる列車が、北や南からマンハッタンに入ってくるペン駅。そのペン駅がモイニハン駅に移転中なんですが、その西隣からただ今大きく開発が進んでいるハドソンヤードまでのこの地域は現在大掛かりに建築中です。62階の高層コンドミニアム、557.418平方メートル(東京ドーム12ヶ分!)というオフィスビル4件、それに164室のホテルが2023年にオープンする予定なんです。

つまり、建築中で騒音も大きく足場も悪い時期、その中の一部を憩いの場所にあてることを“その間使用(meanwhile use)”といって、ロンドンで多々行われている使い方なんだそうです。ポップアップしたり、その間だけのプロジェクトを行うことで、人々の生活に配慮するわけなんですね。

シトロビアは、一見したところインスタ映えしやすい作りになっていて、街の話題にもなっていますが、そうしたSNSの流行を追っただけではなく、人々にとって優しい“その間使用”になっています。


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写真で見ると、天井のパープルカラーでよりミステリアスな感じがすることがわかります。

実は世界中の、様々な文化圏のなかで、レモンや黄色というのは楽観的なイメージが持たれているそうです。そうそう、日本でも近年、米津玄師さんのレモンが大人気でしたよね。

さて、如何でしたか。

ではまた、ニューヨークでお会いしましょうね。

『マンハッタンに、シトロビア出現!』ニューヨーク・ニューヨークVOL.116Takashi -タカシ-

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