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ニューヨーク・ニューヨークVOL.26『プフラットアイアン地区、話題のショップ』

ニューヨークから、マディソンです。
今回はフラットアイアン地区にきています。5番街とブロードウェイ通李が交差する23番街に、アイロンのような、いわゆる横になった三角柱のような建物があり、フラットアイアンと呼ばれています。この建物にちなんで、この辺りはフラットアイアン地区というのですが、昔はアップタウンのマディソン街に並んでいた有名ブテイックが立ち並ぶ地域に近年変わってきました。

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今回ミーティングで訪れるショップ2件はこのおしゃれな界隈にあります。1店舗目がAritzia(アリツィア)です。

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Aritzia(アリツィア)に店内に入ると何となくワクワクするのは、その音楽のせいでもあります。各店舗に音楽ディレクターがいて、カスタマイズに選曲しています。人はワクワクすると買い物したくなるんですね、リアリティ・ドラマの主人公になったような気がして…。
有名デパートが振るわなくて、5番街デパートの象徴ともいえるロード・アンド・テイラーが新興の貸しオフィスのウイワークになってしまうなか、バーニーズは健在ですが、他にはこのプチ・デパートのAritzia(アリツィア)、大人気で広がっています。

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今では写真のように改装されていますが、カナダのバンクーバー市にあるバーバートンの街からスタートしたそうです。創業者のブライアン・ヒルが1984年にオープンしました。
Aritzia(アリツィア)では、一人ひとりにカスタマイズする意識で、素材にこだわった上質の服を作ることをテーマにしているそうです。もう一つ大切にしているのが、さっきの音楽のようにお店に訪れることをワクワクする、楽しい体験にすることなんだそうです。

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流行りの白っぽいトップですが、袖口にアクセントがあったり、丈の短さがセクシーですね。奇抜ではないのに、何処か可愛かったりセクシーだったり、そんなところがニューヨークの若い女性たちの心をつかんでいるようです。
フラットアイアン地区だけでなくソーホー地区や、もちろん5番街のロックフェラーセンター近くにも出店しています。

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これも今はやりのフラワープリントですが、ざわざわせずシンプル、しかも胸元のフリルが下りていて、そこはかとなくセクシーですね。

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さて、フラットアイアンから少し下りて18丁目を6番街に向けていくと、2件目の話題のショップ、マディソンリード・カラーバーに着きました。

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何でもバー流行りのニューヨークですが、元祖バーのドライ・バーがブロードライで一世を風靡したのに続くのが、このカラー・バーだと言われています。
本店はサンフランシスコなんですが、昨年マンハッタンにポップアップしてみたところ大人気で、今年秋に正式出店しました。

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店内の待合もパープル。どうやらパープルがイメージカラーのようです。

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入ってすぐの受付に表記されていますが、カラー・バーといってもヘアカラーはマディソンリードのサイトから注文して自分染めで、ここでのサービスは根本のタッチアップだけです。お顔回りなら35ドル、全体なら60ドルで、1時間ほどでヘアカラーのメインテナンスができるショップなんです。
グロスといって、色をもう一度生えさせるトリートメントがやっぱり35ドル、自分でしないでブロードライもお願いすれば35ドル。とてもシンプルでわかりやすい仕組みです。何よりヘアカラーでサロンに何時間もいなくて済むところが、現代の忙しい女性たちには有難いですね。

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店内はこんな感じです。

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自分でブロードライするスペースの横、向かって左側わかりますか?この場所に立って、ビフォアー&アフターの写真を撮ってインスタに上げましょう、というスペースなんです。今アメリカでは、どんなお店もインスタ映えするかどうかという点をかなり計算に入れるようになってきているんです。
如何でしたか。今回はフラットアイアン地区で、キレイになるために是非訪ねてみたいショップ2件をご紹介してみました。
ではまた、ニューヨークでお会いしましょうね。

ニューヨーク・ニューヨークVOL.26『プフラットアイアン地区、話題のショップ』staff

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