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ニューヨーク・ニューヨークVOL.6『ニューヨークで大人気、注射器入りチョコレート』

ニューヨークから、マディソンです。すっかり春らしく暖かくなって、外を歩いていてもウキウキしますね。ニューヨークは通りによって、同系ビジネスが軒を並べていることがよくあるんですが、47丁目5番街と6番街の間もその一つで、別名ダイヤモンド通りと呼ばれています。

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こんな風に通りの入り口にダイアモンド型のライトが配置されています。5番街側と6番街側、その両方にあって、中にはダイアモンドだけでなく、貴金属のショップが軒を連ねています。今回はオリンピックタワー内にある友人宅に泊まるので、5番街に向かっています。

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ロックフェラーセンター横の銅像の前を通りました。通りを挟んで向かいには、セント・パトリック大聖堂が見えてますが、ジャクリーン・オナシスのお葬式が行われた教会で、マンハッタンでも有名な観光地の一つです。もともとはカソリック教区の孤児院が1800年代に孤児院拡張のため、11,000ドルで買い取ったそうですが、5番街50丁目という一等地なので、現在はいくらになってしまうのか、ちょっと想像がつきません…。

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左横にみえている黒っぽい建物がオリンピックタワーで、要人が多々住まれているため警備はとても厳重です。ドアの前に部屋番号が出ていないので、初めて訪れる場合にはドアマンの人に連れて行ってもらわなければ、部屋にたどり着けません。

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友人宅は隣なので、教会が真横から見下ろせるんですが、教会の屋根が十字架になっているのがわかるでしょうか。不思議な眺めですね。さて、荷物をほどいて最初のミーティングに出かけます。先ほどの銅像もそうですが、ニューヨークの街はアートにあふれているので、歩いていて飽きません。

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ホールフーズの看板が目に入ってきました。この辺りはユニオン・スクエアといって、マンハッタン14丁目付近なんですが、ニューヨーク大学、ニュースクール大学などがあるので、若者がたくさんいます。ミレニアルズの若者たちにはオーガニック嗜好が強いので、生活圏にホールフーズは欠かせません。

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今回のミーティングに訪れた、ニューヨークで2月と9月に行われるコレクションで発表したブランドの服がすぐ借りられるショップ、”レント・ランウェイ“のフラグシップもこの辺りにあります。

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表にはショップ愛好家からのサンキューカードがびっしり。大切なパーティに、最新トレンドの服が着れてきれてサイコー、サンキュー!という感想が大半を占めているようですね。実はニューヨークコレクションを主宰しているCFDA (ザ・カウンシル・オブ・ファッション・デザイナーズ・オブ・アメリカ)でも、毎年半年先のコレクションを発表して顧客を待たせることの是非について、かなり議論は白熱しています。結果、一部デザイナーは、半年先ではなく、発表と同時に店頭に並ばせるようになりました。となると、このレント・ランウェイの需要にも影響してきそうですが…。一方、相変わらず半年先を発表しているブランドたちも、発表後すぐのトランクショーにかなり力を入れてくるようになりました。

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ミーティングが終わったので、一息つこうと、マックスブレナーに向かいます。今年創業20周年を迎えたニューヨークで大人気のチョコレート専門店です。日本にももちろん表参道ヒルズに進出していますね。写真右手に、エンパイヤ・ステイトがぼんやりとですが、見えています。

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チョコレートピザも人気ですが、何といっても今一番人気は、この注射器入りチョコレートでしょう。注射を打つことをショットといいますが、チョコレート・ショット(チョコレートを打つ、もちろん口の中ですが)と言葉もかけているようです。

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友人宅に戻ると、さっきマックスブレナーから見えたエンパイヤ・ステイトが反対側からみえていました。今日はやさしい感じですね。では、また次回ニューヨークでお会いしましょう。

ニューヨーク・ニューヨークVOL.6『ニューヨークで大人気、注射器入りチョコレート』staff

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