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ニューヨーク・ニューヨークVOL.75『ティファニーでクリスマスを』

今日は、マディソンです。 

写真のティファニー・ネックレスは”スター誕生”とネーミングされていますが、首周りに輝く86ヶのダイアモンドのトータルカラット数が何と31カラット!それだけではありません。真ん中の梨の形のダイアモンドだけで11カラットあるんです。今年のクリスマスのティファニーを代表するこのネックレス、何と1.9ミリオンダラー(約2億円)の値段がついていて、まさに、スター誕生ですね。

昼間なので少し見えにくいんですが…。茶色い教会の屋根の部分に見えますか?毎年5番街ティファニー前の通りに、このスターライトが灯ると、いよいよクリスマスが迫ってきている感じがします。

店内もクリスマスムードにあふれています。今年は映画“ティファニーで朝食を”のヒロイン、永遠の妖精とも言われたオードリー・ヘプバーンの生誕90周年だと聞いていますが、その映画の最初のシーンで、彼女ティファニー5番街フラグのショーウインドーを眺めているんです。

タイトルとは違って、実は当時ティファニーの店舗内には朝食をとる場所などありませんでした。そんな背景もあって、昨年のカフェオープンは大いに話題になり、“ティファニーで朝食を”本当に取りたい人たちで今も大賑わいです。

実はティファニー5番街フラグシップ店、今年の春から3年間2021年の完成を目途に、大掛かりな内装リニューアルに入っています。まだ1階も、それから今回のクリスマス企画を飾っている4階も開いていますが、近々隣の、ナイキが5番街に移る前にニューヨーク・フラグのあった場所に移るそうです。

その為気合も入っているのか、今年のクリスマスは本当にゴージャス、見ているだけでため息の出るクリスマスプレゼントの数々が4階に飾られているんです。

エレベーターの扉が開くと、まず目に入ってくるのがこのモーターサイクル。今年のティファニーのクリスマスカタログには、アッと目を見張る品々12品が載っているんですが、このモーターサイクルもその一つです。

今年のクリスマスの為にインディアン・モーターサイクルとのコラボで、このティファニー・ブルー車が完成しました。35000㌦、約378万円。世界に一つだけのこのモーターサイクル、まだ11月半ばだというのに、発表と同時に売れてしまったそうです。ちなみに12品のタイトルは、ベリベリティファニー。

上の写真の左端、白いネズミがタイヤを押しています。実は今年のティファニー、あちこちでこの白いネズミが奮闘していて、とってもチャーミングなんですよ。

例えば一階でもこんな感じで。



1922年に作られたスウェーデンのオーブン・メーカー、アガとのコラボで作ったこのティファニー・ブルーのヴィンテージ・オーブンもベリベリ・ティファニーの12品目の一つです。店舗内カフェで使われているボーンチャイナのお皿やカップも12人分ついてきて、お値段5万ドル(約540万円。)

ベリベリ・ティファニーの12品目コレクション、まだ続きます。銀で作られたグリーンハウスは、ティファニー工房の技術者が1000時間以上もかけて作ったもので、29万5千ドル(約3186万円。)これはよほどインテリアにこだわる人物でなければ、貰っても価値がわかりにくい感じがしますが…。

このティファニー・ラゲージをさっそうと従えて、2名様をケニアの国立公園サファリにご案内。ティファニー・オリジナルのこの旅行プランもベリベリ・ティファニーの12品目のひとつなんですが、マサイ・マラ自然保護地区では、ライオン、像、サイに囲まれて、バルーンでの旅も行程に入っているそうです。エキゾチックなアフリカ満喫のこの旅は案内人がついて13万ドル(約1404万円。)

ケニアの旅を12品目のクリスマス・プレゼントに入れた背景が説明されています。1837年から、ティファニーのデザイナーは動物や花、昆虫といった自然界の生き物に強いインスピレーションを受けて作品作りをしてきていますが、それを可能にしてくれている地球環境を保護しなければならないと強く感じ、そこでこのゾウ、サイ、ライオンのブローチを作成、その収益を100%自然保護団体に寄付しているらしいです。

2017年にスタートしたこの試みで、すでに5ミリオンダラー(約5.4億円)も集めたそうですが、3品での価格は6万7千ドル(約723万6千円)だそうです。

12品目の一番の話題で、メディアを賑わせているのがこれ、アドベントカレンダーです。普通アドベントカレンダーはクリスマスの絵が表にあって、24ヶのチョコレートなどが入っているものを、この時期食料品店でみかけますが、この贅沢なティファニー特性のアドバント・カレンダー、それぞれの箱に入っているのはもちろんティファニー特性の品の数々。

表の絵は5番街フラグのレプリカという徹底ぶり。11万2千ドル(約1,209万6千円)という価格で4ヶ用意されたそうですが、私がお店を訪れた11月の第一週すでに2ヶ売れてしまっていて、残り2ヶだとショップの女性が言っていました。

話題になっていたのは確かにモーターサイクルやアドバントカレンダーですが、ベリベリ・ティファニーの最後を飾る12品目はこれ、ダイアモンド・リングでしょう。ヘップバーンの時代から、今も昔もティファニーの婚約指輪は世界中の女性たちの憧れでしたが、こちらは8カラットの完璧に丸くカットされたダイアモンドリング、1.75ミリオンダラー(約1億89百万円。)世界に一つです。

さて、如何でしたか。今年のティファニーのクリスマス。驚きが一杯でしたが、でもこの表示の“ラブを届けましょう”的メッセージがクリスマス・ムードにあふれていて、流石ティファニー、アピールする力が王道を行っていますね。

ティファニー&ラヴというフレグランスの発表と同時に、表看板にもこんな風に洒落を気かせてくれるティファニーの、2年後の完全リニューアルが待ちきれません。果たしてどんな仕掛けで驚かせてくれるんでしょうか。

ではまた、ニューヨークでお会いしましょう。

ニューヨーク・ニューヨークVOL.75『ティファニーでクリスマスを』staff

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